映画【アクシデント/意外】感想(ネタバレ)

accident
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●こんなお話

 トリックとか計算で殺人をする仕事人たちの話。

●感想

 冒頭、いろんな事象がドミノ倒しみたいになっていき最後にターゲットのおじさんが事故に遭って死んでしまうくだりはとても緊張感があって面白かったです。

 そして、それを引き起こしたのは4人組のチームですが。またいつもの通り依頼があって、質屋のおじいさんを殺害することになりますがその計画実行の日にメンバーの1人がバスに轢かれて死んでしまう。果たして、偶然の事故なのか殺害されたのか?
 ここから、チームのリーダーであるブレインという男の疑心暗鬼になっていく姿が描かれますが。どうして、そこまで周りを疑うのかがわかりずらかったです。最初は、クールに何を考えてるのかわからない。まさに、リーダーといった風格の男だったのに途端におびえて小者感いっぱいの男になってしまっているようにしか見えなかったです。
 それは、序盤に主人公たちの仕事は描かれますが主人公たちの性格や背景が描かれないため。どんな人物かわかる前に主人公たちに変化が起きてしまうからだと思いました。

 台詞が少なく、映像で説明して展開していくのはとても面白いだけに残念でした。それに、そんだけ不安になっていた主人公でしたが実際の真相は……。となるラストは偶然すぎて、ちょっとがっかりでした。確かに、今までの苦労した結果の虚無感みたいなものは伝わってきましたが。映画的に盛り上がって欲しかったです。

☆☆

鑑賞日:2012/06/14 DVD

監督ソイ・チェン 
脚本セット・カムイェン 
ニコール・タン 
出演ルイス・クー 
リッチー・レン 
ラム・シュー 
ミシェル・イェ 
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