●こんなお話
フレディが相変わらず蘇って若者たちを襲う話。
●感想
やっぱり復活しちゃうフレディですが、今作ではフレディの出生にスポットがあたっていて病院で患者にシスターが襲われてフレディを妊娠したらしいというところから始まり、前作の主人公がやっぱりフレディに襲われるという。
主人公が妊娠したことによりおなかの中の赤ちゃんがずっと夢を見ているとかで、終始夢の世界で襲われる。現実と夢を行ったり来たりするトリップ映像と特殊メイクや合成などの撮影技術的な面白さで引っ張る映画で、バイクと同化して鉄男みたいになって死んじゃうとか口の中に食べ物いっぱい詰められてほっぺたがいっぱいの状態とか漫画の世界になっちゃうとか楽しい映像がいっぱいでした。クライマックスの入り組んだ階段での追いかけっことかこれも見ていて頭がくらくらする映像でした。
ただお話のほうは夢と現実を行ったり来たりして、だんだんどうでもよくなっていっちゃいました。キャラクター達にもあまり魅力を感じられず彼らがどうなろうが知ったこっちゃないと思いながら見てしまう映画でもありました。フレディの倒し方も結局、何だったのかよくわからなかったです。主人公とフレディが分離する特殊メイクとかは楽しかったです。
コメディにふりきっていて、もはやホラー映画としての楽しさとかではない楽しみ方をする映画でした。
☆☆
鑑賞日:2020/07/29 DVD
リンク
| 監督 | スティーヴン・ホプキンス |
|---|---|
| 脚本 | レスリー・ボーム |
| 出演 | ロバート・イングランド |
|---|---|
| リサ・ウィルコックス | |
| ダニー・ハッセル |
