映画【パイレーツ・オブ・カリビアン 生命(いのち)の泉】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 海賊ジャック・スパロウが、永遠の命をもたらす泉探す冒険の話。

●感想

 生命の泉を求めて航海の旅が始まるのが開始50分すぎと、2時間30分もあるせいか、スタートするのがちょい遅い感じを受けました。

 ジャック・スパロウという個性的なキャラクターでみせていく映画のためか、序盤でイギリス王国から生命の泉の地図の提出するというためだけに、やたらと長いアクションシーンがあってコミカルに動くジャック・スパロウを楽しめれば楽しい2時間30分が体感できること間違いないです。この主人公に愛情をもてなければ、辛い時間が待ち受けてると思いました。わずかな短いシークエンスが、長いアクションで構成されてるので、単純な展開ですけど長く長くなっているように思いました。

 聖杯を奪いにスペイン軍のベースに行って、案の定、大騒ぎしますが。アクションシークエンスが一通り終わって。「聖杯、あきらめよう」的な流れになったと思ったら、何故か主人公がもう聖杯を手にしていて。さあ、次。という展開なので。何でもありの展開な印象でした。けども、ひとつひとつが大掛かりなアクションシーンのため、それなりに楽しめました。主人公達は、何やかんや騒ぎますが。結局、目的は簡単に達成してしまうため早く次に行かないかな? という気持ちになってしまった感もありました。

 カタキ役として、黒ひげなる人物が出てきますが、この男の行動も謎で。泉の場所を知っているジャック・スパロウと行動を共にしますが。ジャック・スパロウに何のカセもなく、一緒に行動して。道がないと、一人でジャック・スパロウを先に行かせてしまうという。絶対、逃げちゃうよジャック。と誰もが思ってしまいますが、「絶対、戻ってこいよ」と行かせちゃいます。それに、強いんだか弱いんだかわからなかったです。

 クライマックスでは、まさかのスペイン軍が余計なことをして。主要メンバーの出る幕なしという展開には驚きました。今までのこの旅は、一体なんだったんだという気持ちになりました。

 バイオレンスな人魚と海賊の戦いとかは、面白く見れましたが。何故か、捕まった人魚だけ。他の人間を襲う凶暴な人魚とは違い、純粋な人魚だったのかがわかりませんでした。だもんで、人魚と宣教師のロマンスなんて、果たしてこの物語に必要だったのか謎でした。

 とはいえ、生命の泉というゴールを目指す1本道なストーリー展開はわかりやすく。2時間30分、なかなか楽しめた映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2017/07/25 日本テレビ

監督ロブ・マーシャル 
脚本テッド・エリオット 
テリー・ロッシオ 
原作ティム・パワーズ 
出演ジョニー・デップ 
ペネロペ・クルス 
ジェフリー・ラッシュ 
イアン・マクシェーン 
ケヴィン・マクナリー 
アストリッド・ベルジェ=フリスベ 
サム・クラフリン 
キース・リチャーズ 
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