映画【ハクション!】感想(ネタバレ)

A choo
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●こんなお話

 孤児院で育った主人公たちが成長して愛する人のために格闘技をはじめて悪の組織にさらわれたので戦う話。

●感想

 超能力を得られる石があってそれを奪おうとする悪い博士と阻止するイナズマヒーローが戦った結果、大爆発が起こって死傷者がいっぱい出る。イナズマヒーローは負傷して姿を消して、悪い博士も時期を待つ。

 爆発の結果、親を失った孤児院で過ごす女性1人と男性1人。お姉さんに男の子たちが憧れていて、彼女のためならと行動する男の子たち。森で雷に怯えていると山小屋に雷を集めるおじさんがいて、彼がイナズマヒーローだとみんな驚くけど、イナズマヒーローは社会と断絶して生きていて主人公たちを追い返す。 

 成長した主人公たち。女性は都会に出ることが決まって孤児院を出る。街で悪の組織が暴れてお姉さんがさらわれそうになったところをソニックマンというヒーローが助けてくれる。それを目の当たりにした主人公はお姉さんが強い男が好きみたいなことを言っていたので総合格闘技を習う。もう1人は警官になる。試合にいっぱい出て負けるけどノックアウトはされない負け方をして絶対倒れない男として有名になる。

 主人公たちがお姉さんに会いに行くと恋人として男の人を紹介されて主人公たち不機嫌。ところがその男性の正体がソニックマンだと知って驚く。けどソニックマンは負傷して入院してしまって、主人公はソニックマンに他の女性をおススメしたり。

 ソニックマンに恋人がいて弱点を見つけたとする悪の博士。孤児院を占拠してソニックマンを脅迫する。主人公は試合に臨んでいたけど、ニュースを知って試合を放棄して、警官の幼馴染と一緒に孤児院に乱入。子どもたちを助けて、博士と戦う。そこに師匠のイナズマヒーローが現れて悪の組織の軍団をやっつけるけど、力尽きて博士にやられてしまう。主人公が今までのご縁や出会いを感謝しながら、ずっと練習していたパンチを博士に浴びせておしまい。

 ギデンズ・コー原作・脚本らしく、ヒーローものに青春ものにスポーツものに最後は今までのシーンをいい感じにモンタージュして感動ものに仕上げるというてんこ盛りの100分間でした。バカな男の子に髪の長い亜頭のいい女の子、というのもギデンズ・コーの作家性ぽい。そして最後になぜかクー・チェンドンの「みんなに感謝」みたいなメッセージが流れて主題歌が流れてました。

 てんこもりなのでイナズマのヒーローと弟子入りして成長するとかも事務的に挿入されているだけなのでてんこもりなのに全体にあっさり風味に感じてしまってさらっと過ぎ去ってしまう1本だったと思います。

☆☆☆

鑑賞日:2024/07/06 NETFLIX

監督ケヴィン・コー
脚本ギデンズ・コー
原作ギデンズ・コー
出演クー・チェンドン
アリエル・リン
ルイス・クー
チャン・シャオロン
ヴァネス・ウー
ダレン・ワン
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