●こんなお話
相変わらずミイラ軍団と戦う話。
●感想
スコーピオンキングという人が悪の軍団と契約して戦うけど封印されてしまって幾星霜。主人公が遺跡で腕輪を発見してロンドンの自宅に持ち帰って調べると謎の軍団が襲撃して腕輪を奪おうとするけど主人公の息子が腕輪を自らに付けて隠す。主人公の奥さんがさらわれる。
ロンドン博物館に前作のカタキ役のミイラが運ばれて復活の儀式が行われる。主人公が奥さんを救出してロンドンを二階建てバスでミイラ軍団の追手を振り払う。けど息子がさらわれて、ミイラ軍団に腕輪をつけたときに見た遺跡の道案内を知ろと脅迫される。さらに腕輪をつけて7日で魂を吸われるとか言われる。
息子が砂で主人公たちにメッセージを残してそれを見て追いかける主人公たち。ものすごい砂で遺跡を作るのとか凄い技術の息子。砂漠に森があってそこで地元のミイラにみんな襲われる。
タイムリミットの日の出ギリギリに目的地のピラミッドについて、スコーピオンキングを蘇って、悪の軍団が復活して守護の軍団と合戦をしたり、主人公と前作のミイラが戦っているところにスコーピオンキングが復活して三つ巴になって、主人公は人類の守護者の家計らしく伝説の槍でスコーピオンキングを倒して、前作のミイラも恋人に見捨てられて地獄に落下。みんな助かってよかったねでおしまい。
娯楽映画として見せ場いっぱいあるし映像も派手で楽しい映画ではあったと思いました。ただ映画全体として緊張感が一切ないので、こういうことがありました。はい次、続いてこういうことがありました。と次から次に流れていってしまうので、盛り上がりに欠けるっちゃ欠けました。ヒロインの前世のシークエンスとかも無理やりすぎて回想とかで説明が入るとめっちゃ退屈に感じて、ヒロインが死の危険になっても簡単に復活しちゃったりしちゃうので、なんでもいいのかな? と冷たい視線で見ちゃう部分もありました。主人公たちにめっちゃ水が迫ってきたりミイラが襲って着たりして、主人公たち以外の人物は死んじゃうけど主人公たちは簡単に助かるとか映画だから仕方ないとは思いますが、ワーワー騒いでるだけにしか見えないので、主人公たちを好きになれないと結構キツイ120分でした。
そしてカタキ役のミイラもそこまで魅力的ではなくて、彼らの愛憎劇も物凄い軽いものなので見てて面白くもなんともなかったです。もう1人の悪役のスコーピオンキングにスピアーが刺さってからの「ノー!」と叫ぶ姿はコメディでした。
とはいえ、軽く見られるエンタメとして楽しめる作品だとは思いました。
☆☆☆
鑑賞日: 2015/12/25 Hulu 2024/07/06 Amazonプライム・ビデオ
監督 | スティーヴン・ソマーズ |
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脚本 | スティーヴン・ソマーズ |
出演 | ブレンダン・フレイザー |
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レイチェル・ワイズ | |
ジョン・ハンナ | |
フレディ・ボース | |
アーノルド・ボズルー | |
オーディド・フェール | |
パトリシア・ヴェラスケス | |
ザ・ロック |