映画【男たちの挽歌】感想

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●こんなお話

 警察とニセ札組織の対決の話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログにて

●感想

 脇役でありながら、マッチを加えながら拳銃を撃ちまくるチョウ・ユンファのカッコよさは最高でした。敵にボコボコにされて、逃げた後。夜景を見て「香港の夜景がこんなに綺麗だったとはな。でも、綺麗な分哀しみがある」みたいな相当な熱い台詞を言えちゃうのが凄いです。
 やっぱり銃撃戦のカッコよさは抜群で、特に開始30分にあるチョウ・ユンファが中華料理屋の鉢植えに拳銃を仕込みながら、復讐相手のところに乗り込む場面は熱すぎます。

 開始30分で事件が起きて3年が経ちますが、いったいその3年で何があったのかというくらい人間関係が逆転していて驚きます。兄貴分だったチョウ・ユンファ、どんだけ落ちぶれちゃったの? という。 

 主人公であるかつての幹部が、刑務所を出てきたらタクシードライバーとして普通に暮らしたいといいますが。黒社会に生きていた男が、そこまで普通の生活を望みたいという動機が弱い印象を受けました。弟が刑事だからというのが1番の理由でしょうが、そこにいたるまで辞めようとは思わなかったのかと見てしまいます。それに、マフィアの人たち。もう兄貴をほうっておいてあげなよという関係性でした。

 とはいえ、クライマックスで兄貴を認めなかった弟の刑事と一度は現場から去ったチョウ・ユンファが船を引き返して。全員でカタキ役たちに立ち向かう姿は感動的で、その爆破の量と同じくらい気持ちも爆発してみることが出来ました。そして、弟に向かってチョウ・ユンファが「この勇気をみろ! お前の兄貴はもう償った」と語る場面は映画史に残る名場面だと思いました。

 テーマ曲、流れすぎかな? と思ってしまいましたが。とても熱くて面白い映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2011/02/07 Blu-ray

監督ジョン・ウー 
脚本ジョン・ウー 
製作ツイ・ハーク 
出演チョウ・ユンファ 
ティ・ロン 
レスリー・チャン 
エミリー・チュウ 
レイ・チーホン 
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