映画【楽隊のうさぎ】感想(ネタバレ)

Gakutai no usagi
スポンサーリンク

●こんなお話

 引っ込み思案な男の子が吹奏楽部に入って部活頑張る話。

●感想

 リアルに1年間だか役者さんを追いかけて撮影しているというだけあって、映画の中でも1年が描かれてそれと共にちゃんと成長しているから凄いです。ぶかぶかだった学生服が似合うようになっていく。

 大きなうねりはなくて、本当に吹奏楽部の日常を結構長いこと描かれるので個人的には退屈でした。
 内気な主人公が吹奏楽部に入るけど、そこでも演奏会のメンバーに選抜されず、練習を重ねる中で吹奏楽部員のことが描かれていく。終始、主人公のテンションがローテンションのまま進むので彼の成長やら変化やらがわかりにくくて、気持ちが特に動かされることはなかったです。

 いじめられている友だちを救いたいのか、吹奏楽部の楽しさ辛さが見せたいのか掴み切れなかったです。これだったら吹奏楽部を追いかけたドキュメンタリーのほうがよっぽろ熱くなれると思いました。

☆☆

鑑賞日: 2015/03/03 DVD

監督鈴木卓爾 
脚本大石三知子 
原作中沢けい
出演川崎航星 
井手しあん 
ニキ 
鶴見紗綾 
佐藤菜月 
秋口響哉 
タイトルとURLをコピーしました