映画【風邪〈ふうじゃ〉】感想(ネタバレ)

Fûja (2014)
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●こんなお話

 風邪のワクチンを巡って全編暗い話。

●感想

 最初から最後まで画面も話も暗くて、そしてボクの頭には理解できない内容でした。
 主人公の窪塚さんがずっとゴホゴホ咳き込んでて、常にグッタリしている。主人公がバーのママである小西真奈美さんが看病し始める。
 見ていくうちにヒロインがあるミッションを帯びていることがわかりますが、それは主人公は天才科学者で風邪の特効薬を作れるらしい。そのため悪いおじさんたちがヒロインを使って、主人公自身に風邪に感染させて特効薬を作らせようとする。ヒロインはシングルマザーで息子が心臓疾患で入院しているので、その息子を救うために主人公に近づく。

 その悪巧みするおじさんたちも安っぽいし、そもそも特効薬を作らせるために風邪を感染させるというプラン自体が無茶苦茶。ヒロインもヒロインで息子は風邪になると死んでしまうという難病なのに、風邪でグッタリしている主人公を看病している。息子にうつっちゃったらどうするんだろう? 
 話の流れも主人公とヒロインのラブストーリー的な流れになっていきますが、いつの間に恋愛関係になったのか謎です。そのプロセスが全くないのでキスシーンとかに戸惑うという。

 医者である柄本明さんはただただ怒鳴り散らすだけの役回りなのが謎だし、クリス・ペプラーさんはヒロインに成功報酬として航空券を何十枚をあげるのか謎だし。主人公の母親が何故、突然老婆になってるのか? 謎のダンスシーンは一体何だったんだろう? と難解な映画で戸惑う95分でした。

鑑賞日: 2015/03/30 DVD

監督橋本以蔵 
脚本橋本以蔵 
木田薫子 
三上幸四郎 
出演小西真奈美 
窪塚洋介 
和田哲史 
SHOGO 
勝矢 
クリス・ペプラー 
高橋洋 
秋吉久美子 
柄本明 
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