映画【ネイビーシールズ:チーム6】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 オサマ・ビンラディン暗殺をしようとジェロニモ作戦を描いた話。

●感想

 パキスタンにどうやらいるらしいぞ、とCIAが尾行したり怪しい要塞みたいな屋敷を監視したりという現場の流れと。その情報を基に計画を実行するのかしないのかを悩むスーツ組。後はシールズの訓練の3つの流れがあります。
 ビンラディン暗殺をモチーフにした【ゼロ・ダーク・サーティ】がありますが、あれを10倍薄めたような展開で目新しさもないし。あるのは何故かシールズ隊員が不倫に悩んだりするという。一体何の葛藤を描いてるのかわからなかったです。それを描いた先に何があるのだろう? クライマックスのオサマ暗殺シーンも物凄い銃撃戦が繰り広げられますが、暗視ゴーグルもなく特殊ヘリも出てこず。人物の配置がよくわからないため、誰がどこに向かって撃ってるのかわからないため盛り上がらなかったです。

 延々と訓練シーンを描くのは面白いですが、ドキュメンタリーのような映像でドラマとしては不倫に悩む主人公と不倫した仲間との対立くらいで、背広組はただ決断を先送りにするのを延々と繰り返すだけで「○○なんだ」「ちょっと待って、さっき何て言った?」「えっ、○○」「その前……。そうか」と古臭い方法で新しいことを思いついたり。

 ちょっとビンラディン暗殺へ向かっていく難しさや暗殺したあとにどういう気持ちになったのかとかわからない難しい映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2014/01/18 TOHOシネマズ南大沢

監督ジョン・ストックウェル 
脚本ケンドール・ランプキン 
出演カム・ジガンデイ 
フレディ・ロドリゲス 
アルヴィン・“イグジビット”・ジョイナー 
キャスリーン・ロバートソン 
ロバート・ネッパー 
ウィリアム・フィクトナー 
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