●こんなお話
高校で居残り命じられた男女がテレビゲームの世界に入っちゃって、何とか脱出しようとする話。
●感想
テレビゲームらしい設定が楽しくて、それぞれのゲームキャラの見た目から現実と変わって戸惑うとか特性を活かして戦うとかコメディ映画として上手く機能していたと思いました。3回死ぬと現実でも死んでしまうという設定なんかもサスペンスを盛り上げる要素でしかもそれでコメディとしての設定でもあり面白かったです。最初は反発していた面々が、困難を突破していくうちに成長して認め合っていく姿は最後には感動すらしてしまいました。
ただせっかくの現実とゲームキャラが違うというギャップで笑わせてくれますが、主人公といじめっ子らしい黒人さんの立場が逆転してしまう面白さとかがあまりなかったです。黒人さんなんて四次元ポケット的なリュックとかもあまり効果なかったり。そもそも日常での主人公たちの関係性があまり描かれることなく、本編に突入するのがメンバーたちに感情移入をしづらくしてしまう構成だったと思いました。そのため彼らが恋愛しようがどうしようが知ったこっちゃないと冷たい視線で見てしまう部分もありました。カタキ役に魅力がないのも致命的のため、いくら立ちふさがってきても盛り上がりに欠ける対決のクライマックスだったと思います。
とはいえ、十分コメディアクションとして楽しめる娯楽映画でよかったです。
☆☆☆
鑑賞日: 2018/04/13 チネチッタ川崎
リンク
監督 | ジェイク・カスダン |
---|---|
脚本 | クリス・マッケナ |
エリック・ソマーズ | |
スコット・ローゼンバーグ | |
ジェフ・ピンクナー | |
原作 | クリス・バン・オールズバーグ |
出演 | ドウェイン・ジョンソン |
---|---|
ジャック・ブラック | |
ケヴィン・ハート | |
カレン・ギラン | |
ニック・ジョナス | |
リス・ダービー | |
ボビー・カナヴェイル | |
アレックス・ウルフ |
コメント