映画【いつかギラギラする日】感想(ネタバレ)

●こんなお話

　ベテランギャングと若手とその恋人とかが5000万円を巡って撃ちあう話。

●感想

　日本映画でこれほどまでのカーチェイスがあるのだろうかというくらいの同じ画面に大量の車が登場して、しかもいろんなところでひっくりかえったり転げ落ちたりして、その迫力に圧倒される日本のカースタントチームとかのたくさんの仕事が見られてお腹いっぱいの映画でした。

　話の運びも勢い重視で100分間があっという間に感じられる演出、構成でした。主人公たちのおじさんギャングが若いチンピラから2億5000万の襲撃計画を持ちかけられて、実行するけど。5000万円しかないなかったから、内ゲバが発生して殺しあうという。

　ぶっとんだ荻野目慶子さんのキャラクターとか面白いし、ヒットマンとして黒ずくめでやってくる原田芳雄さんとかめちゃくちゃかっこよかったです。

　主人公の恋人役の多岐川裕美さんが湖畔みたいなところでチンピラに襲われて、カミソリで撃退するエピソードとかいる？　とか個人的には思ってしまうエピソードでした。それと千葉真一さんと石橋蓮司さんが好きなので彼らが序盤で動けなくなってしまうのも好みとしてガッカリしてしまうキャラクターでした。

　とはいえ、クライマックスの主人公VSチンピラ＆恋人VS原田芳雄さんヒットマン＆ヤクザ軍団＆VS警官のカーチェイスと銃撃戦でお腹いっぱいの映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日: 2012/09/02　DVD　 2020/01/31　DVD