●こんなお話
電子機器を制御不能にしてしまう軍事衛星を巡って、悪い組織と戦うジェームズ・ボンドの話。
●感想
荒唐無稽なストーリーに派手なアクションシーンの見せ場で繋いでいくというピアース・ブロスナン主演の方向性がびしっと決まった作品でこれはこれで楽しい映画でした。
冒頭の落ちていくセスナに飛び乗って操縦するというアクションのツカミから面白いし、女殺し屋の得意技の凄さとそれにやられたおじさんの死に顔のこれまた凄さも笑えてよかったです。女殺し屋の名前も凄いことになってました。
戦車のカーチェイスも迫力あって盛り上がるものでしたし、敵が何十人と銃弾を浴びせようと弾着が物凄い量があるけれど主人公には当たらないというの映画のお決まりとかボンド映画らしいスーパーアイテムも紹介シーンも面白かったです。ただあんまりアイテム自体の数は少ないのが残念でした。ボンドガールもロシアのエンジニアですが、ただのお飾りで個人的にはそれほど魅力を感じるヒロインではなかったです。
まだまだCG全盛ではなく特撮から見える時代性もこの作品のコミカルさにあっていたと思いました。
爆破の量とかもとんでもないことになっているのが楽しい映画でした。
☆☆☆
鑑賞日:2019/07/09 BS-TBS
リンク
監督 | マーティン・キャンベル |
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脚本 | ジェフリー・ケイン |
ブルース・フィアスティン |
出演 | ピアース・ブロスナン |
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ショーン・ビーン | |
イザベラ・スコルプコ | |
ファムケ・ヤンセン | |
ジョー・ドン・ベイカー | |
ジュディ・デンチ |
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