映画【ブラック・ハッカー】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 女優さんのファンの主人公がその女優さんと会える権利を獲得して楽しみにしていると、パソコン上で誰かに脅されて、ネットを駆使して指示されたとおりにしろと脅される話。

●感想

 映画のすべてがパソコン上で行われていくのが今までにない設定でその設定が面白かったです。

 ただ画面にいっぱいウィンドウが開かれてガチャガチャと動き回るので。ちょっと序盤のほうでこの世界観に慣れる前に疲れてしまって、更に物語も複雑なので置いてけぼりをくらってしまいました。

 途中からフランスのハッカー3人組が協力してくれたり、一応、いろいろな物語に動きがあったりしますが。映画の視点が主観だったり客観だったりというのが動き回るのでしだいにどうでもよくなってしまうものでした。やっぱり、映画は基本、客観な映像ではないといけないのではないかとこの映画を見て勉強になるので、そのチャレンジはよかったと思いました。ホテルの外に出たあたりからそこら辺の視点の移行ばかり気になってしまいました。にしても今のカメラ技術って、トランクの中にいる人まで立体的に見えてしまうんだと驚きました。

 結局、誰がなんのためにこんなことしたんだ。というのがややこしくて、ストレスがたまってしまった作品でした。

☆☆

鑑賞日: 2015/12/29 Blu-ray

監督ナチョ・ビガロンド 
脚本ナチョ・ビガロンド
出演イライジャ・ウッド 
サーシャ・グレイ 
ニール・マスケル 

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