映画【ハロウィンⅡ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 前作から生き残った主人公が殺したと思っていた殺人鬼にやっぱり狙われる話。

●感想

 前作から直結に話がつながっていて、前作で終わったと思っていた殺人鬼との因縁も当然続編なので終わらずに相変わらず警察とかの無能っぷりで殺人鬼が逃亡して、主人公に迫ってくる。主人公は過去の事件のトラウマに悩まされながらも友達や保護者の警官と幸せに生活している。さらに殺人鬼の担当医だった医者が本を出して時の人となっている。

 この医者が前作で殺害されたと思っていたましたが、普通に生きていてしかも性格が嫌な奴になっていてこんな人間だったっけ? と戸惑うキャラクターでした。しかもマスコミに出て事件のことを語っていてお金儲けをしているような人間になってしまっていて殺人鬼に殺されないかな? と思っていたら案の定の退場の仕方で、その退場の仕方もあんまりカタルシスがないもので必要性が感じられないキャラクターでした。

 スラッシャーホラーとしても暗くて見えにくかったり、カット割りが細かくて何をやっているかわかりにくいのも全体的に盛り上がらなかったです。

 主人公や殺人鬼が見る悪夢描写も強調されていて、後半からはサイキックものみたいな演出も自分が期待していたものとはちょっと違うジャンルの方向に行ってしまった続編でした。

 それにしても主人公はずっと友人知人を殺されて大変な人生だと心配な作品でした。

☆☆

鑑賞日: 2010/05/06 DVD  2019/12/16 DVD

監督ロブ・ゾンビ 
脚本ロブ・ゾンビ 
出演マルコム・マクダウェル 
タイラー・メイン 
シェリ・ムーン・ゾンビ 
ブラッド・ドゥーリフ 
ダニエル・ハリス 
スカウト・テイラー=コンプトン 
ブレア・グラント 
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