映画【PERFECT BLUE】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ストーカーに悩まされる元アイドルの話。

●感想

 1998年制作というこの時代に「ストーカー」という設定が斬新で凄いです。それでいて、だんだんと誰も信じられなくなり、主人公が撮影している作品の中に入り込んで後半になると何が現実で何が夢なのかわからなくなってくる混乱の映像表現も斬新で面白かったです。また当時としてはインターネットを取り入れているのもさすがでした。

 物語自体は単純でアイドルを卒業して女優を夢見る主人公が脇役ながらも頑張る日々の中、爆弾小包やネットでの書き込み、脚本家やカメラマンが殺害されるなどの事件が発生して追い込まれて、次第に精神に異常がきたしていく中、真犯人が明らかになって…。

 何が現実で何が夢で幻想なのかと混乱する演出も秀逸で、アニメーションだからとか実写だからという区別なくサイコスリラーの傑作だと思います。

☆☆☆☆

鑑賞日: 2019/11/11 DVD

監督今敏 
脚色村井さだゆき 
原作竹内義和
出演岩男潤子 
松本梨香 
辻新八 
大倉正章 
秋元洋介 
塩屋翼 
堀秀行 
篠原恵美 

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