映画【燃えよNINJA】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 忍者の免許皆伝を受けた白人さんが友人がフィリピンで生活してるけど、そこの悪い大富豪から土地の問題で絡まれてを発端にして、忍者軍団と戦う話。

●感想

 冒頭、ヌンチャクをものすごいスピードで扱うショー・コスギさんがカッコいいです。ヌンチャクは日本のものではなくカンフーで使いそうな武器ですが、カッコいいです。そして、真っ白な衣装の忍者の主人公が他の忍者軍団と戦っていて、忍びであるのに目立ってしょうがない忍者軍団でした。

 そして免許皆伝を受けた主人公はフィリピンで戦友に会いに行く。このとき、戦友の家を訪ねるのではなく、普通に忍び込んで入ろうとするのも凄い行動でした。そこからはその親友が悪い大富豪からいろんな妨害を受けて困っていること、それにはむかう主人公が描かれていきますが、ここら辺からずいぶんもったりした印象で、冒頭のニンジャアクションが楽しかっただけに失速っぷりが残念でした。戦友がチンピラに絡まれて、そこに主人公が現れてやっつけて、悪人たちが新たなチンピラを投入しての繰り返し。そして戦友がチンピラたちと戦った後の飲み屋でいきなり「俺の妻はセクシーだろ。最近、俺は抱いていないんだ」と妙なことを話した次のシーンで、主人公とその奥さんがベッドインするという。不倫しちゃう忍者。

 カタキ役が相手が忍者だとわかるとこちらも忍者となると、日本へ向かって主人公と同門の忍者に仕事を依頼して、ショー・コスギさんを紹介される。この時の忍者の師匠。依頼相手をろくに調べもせずに忍者を派遣しちゃうのが凄いです。この師匠、全くダメダメ。

 そして悪い忍者軍団が襲いかかってきて、ヒロインを誘拐したので救いに行くクライマックス。時代が時代なのでアクションももったりしていて緩い雰囲気ですが、欧米人が思う忍者像を完成させた映画で楽しい100分間でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2016/08/22 DVD

監督メナハム・ゴーラン 
脚本メナハム・ゴーラン 
ジャド・ベルナルド 
原作マイク・ストーン
出演フランコ・ネロ 
スーザン・ジョージ 
ショー・コスギ 
クリストファー・ジョージ 

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