映画【珍遊記】感想(ネタバレ)

chinyuuki
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●こんなお話

 お坊さんと不良少年の旅の話。

●感想

 ギャグ漫画の実写化でぶっ飛んだ内容ではありますが、ぶっ飛び具合がいかんとも中途半端で笑えるものも笑えなくなってしまっているようでした。しかもそれが最初から最後まで同じテンションで続くので、最初でハマらないとずっとキツイ100分間になりました。

 お坊さんが老夫婦から不良少年の更生を頼まれて、彼との戦いが描かれる冒頭。ここからバカバカしい展開とぶっ飛んだキャラクターたちが下品なギャグをやったりノリだけのセリフのやりとりが続きます。

 中盤までは何とか集中して見れましたが、後半からは普通のバトルものになってしまうし、ただカタキ役の宗教の教祖さまがかつてのいじめっ子である主人公に復讐しようとするだけで、それに余裕で対応する主人公の構図もこれといったエモーションを動かされることはなかったです。

 バカバカしさに笑って軽く楽しみたいモチーフの映画でしたが、個人的には残念な作品でした。

☆☆

鑑賞日: 2016/11/30 DVD

監督山口雄大 
脚本おおかわら 
松原秀 
原作漫☆画太郎
出演松山ケンイチ 
ピエール瀧 
温水洋一 
笹野高史 
田山涼成 
溝端淳平 
倉科カナ 

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