映画【シンデレラ(2015)】感想(ネタバレ)

cinderella
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●こんなお話

 両親を幼くして亡くして、父親の再婚相手とその娘さんたちのいじめとか受けながらも強運っぷりを発揮して成り上がっていく話。

●感想

 THE古典をそのまんまやっている映画でしたが、それが不思議と楽しめる作品になっていました。やっぱり昔から愛される物語って全人類対応なんだなと勉強になりました。
 両親に愛されて育ったけど、父親の再婚相手にいじめられるけど屈せずにまっすぐに生きる主人公。フェアリーゴッドマザーという魔法使いが協力してくれて……。

 と変身してのお城での舞踏会ありーの、王子様とダンスしーの、12時の鐘が鳴って逃げーの、王子様のプリンセス探し始まりーの、ガラスの靴ハマりーの、めでたしめでたし。
 と最初から最後までわかりきっている究極のマンネリズムなのにドキドキしてしまうというものでした。

 というのも美術や衣装の力が凄くて、主人公が変身して舞踏会に行く辺りから画面の華やかさが最高で、主要キャラから脇役の着ている衣装が素晴らしくて画面を見ているだけで楽しい気持ちになりました。
 主人公と王子様が青い寒色系で周りの人たちがオレンジな暖色系。

 フェアリーゴッドマザーが現れなかったら、環境変わらなかったのかな? とか思ったりしましたが、正直に生きてればああいう人が救ってくれるのかな? と希望を持っていきていこうと思いました。

 そしてガラスの靴だけ魔法が解けない理由もちゃんと描かれてて、前から何でガラスの靴だけ残るんだろう? という謎が少し解けた映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2015/05/02 TOHOシネマズ南大沢

監督ケネス・ブラナー 
脚本クリス・ワイツ
出演リリー・ジェームズ 
ケイト・ブランシェット 
ヘレナ・ボナム・カーター 
リチャード・マッデン 
ソフィー・マクシェラ 
ホリデイ・グレインジャー 
デレク・ジャコビ 

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