映画【ライト/オフ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 暗闇の中から襲ってくる幽霊と戦う話。

●感想

 仕事で忙しい父親が息子と電話で話していて家にいる母親がいない誰かと話しているということで、すぐに帰ると約束。家に帰ろうとすると職場に謎の人影が現れて襲ってくる。

 主人公が彼氏といるけど、彼氏を家には泊めず付き合っているのか付き合っていないのか天秤状態で彼氏は不満げ。久しぶりに弟と再会して母親が育児放棄しているのではないかと疑いを持って勝手に自分の家に連れ帰ってしまう。その晩、主人公が夜に目覚めると謎の人影が床をゴシゴシほじっているのを目撃。

 けど保険局から勝手に連れ出すのはまずい、弟を自分のところに連れ帰りたいのであれば裁判するようにと言われて弟は再び母親のもとへ。主人公の家の床にはダイアナと彫られている。主人公と彼氏が調べると母親が子ども時代に入院していてそこでダイアナという友人がいて彼女が頭の中で人を支配するうんぬんということがあきらかに。

 主人公が母親の家で泊まることにして、明かりをつけっぱなしで寝るけれど。案の定、停電になってみんなバラバラに。彼氏も襲われていったん逃走、母親は襲われて意識不明。主人公と弟は地下室に閉じ込められてブラックライトでダイアナを可視化できることを発見。彼氏が警官を連れてくるけど、警官殺される。主人公たちも襲われるけど、母親が自らの頭を撃ち抜いたらダイアナも消え去っておしまい。

 明かりをあてると見えず、暗闇になると登場するというワンアイデアの幽霊が面白くて、設定の勝利だと思いました。見せ方もフレッシュでパチパチと電気が点いたり消えたりするのをワンカットでどんどん近づいてくる幽霊、というのは怖くて面白かったです。

 お母さんが病んでいて何やら空想のお友達と喋っていて、子どもたちが「お母さん様子が変だ」と調べたら、小さい時に病院で一緒だったお友達がヤバい人間だったということがわかって…。という大人が原因で子どもたちが解決するというストーリーも子ども目線のホラー映画というのも新鮮でよかったです。

 けども見ていくうちにちょうどよく電気が消えていって、それは幽霊の力でそういう現象になっているのかわからず。幽霊が現れそうになると、タイミングよく消えていく電気たちにテンションダウンしていきました。ブラックライトだと浮き上がるとかいう設定も突然だったりでした。そして幽霊の退治の方法もこれまた突然で一心同体というのはいつの間にそういうことになっていたのかわからなかったです。それに恐怖描写が基本、怖がらせるというより大きな音でびっくりさせるショッカーばかりなので疲れました。

 とはいえ、80分という短さがちょうどういいホラー映画だったと思います。

☆☆☆

鑑賞日: 2017/01/03 Blu-ray 2023/09/22 NETFLIX

監督デヴィッド・F・サンドバーグ 
脚本エリック・ハイセラー
出演テリーサ・パーマー 
ガブリエル・ベイトマン 
ビリー・バーク 
アレクサンダー・ディペルシア 
マリア・ベロ 

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