映画【マッドマックス 怒りのデス・ロード】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 そんなマッドでもないマックスが女戦士を助けるために頑張る話。

●感想

 砂の綺麗な映像の中に凝ったギミックいっぱいの道具やキャラクターたちが縦横無尽にとんでもない迫力のカーチェイスをしていくという娯楽映画で、楽しい気持ちでおなかいっぱいになれる映画でした。

 搾乳機だったりギタリストが出てくるだけで笑えてしまうという。彼らを主人公にした映画を見てみたかったです。
 最初から最後までド迫力のカーチェイスで大満足な作品ですが、実質の主人公はカタキ役の独裁者の奥さんを救おうとする大隊長で、タイトルのマックスは彼女を助ける役割で、結構序盤で良いやつになってしまっているのが面白みに欠けました。

 さらにパンクなキャラクターたちがハイテンションで突っ込んでくるのは面白いのに、悲しいシーンでは悲しい音楽が流れて物語が停滞する上に説明的すぎてせっかくの熱量が冷めてしまいました。途中で味方になる男と赤毛の女性とのロマンスや主人公とヒロインの良い感じになる関係とかも、この映画に必要なエッセンスだったのか謎でした。

 とはいえ、そんなことはどうでもよくてひたすら戦う映画で大満足な1本でした。

☆☆☆☆

鑑賞日: 2015/06/24 イオンシネマ多摩センター  2015/11/09 Blu-ray  2016/12/03 NETFLIX

監督ジョージ・ミラー 
脚本ジョージ・ミラー 
ブレンダン・マッカーシー 
ニック・ラソウリス 
出演トム・ハーディ 
シャーリーズ・セロン 
ニコラス・ホルト 
ロージー・ハンティントン=ホワイトリー 
ゾーイ・クラヴィッツ 
ライリー・キーオ 
ネイサン・ジョーンズ 

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