映画【記者たち 衝撃と畏怖の真実】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 イラク戦争へ突入しようとしているアメリカで政府が嘘をついているのではないかとさぐる記者さんたちの話。

●感想

 同時多発テロが発生してアメリカ中がイラク侵攻しようとリベンジに燃える中、主人公たちだけが政府に対して疑惑を持って、政府高官や軍人に話を聞いて証拠を固めていく。という展開があって、この作品を見ると政府や大手マスコミが自分たちの求める答えを先に決めて、それにあわせて道筋を決めていくという愚かさ、それに抗う厳しさみたいなことはわかりました。

 が、そういうのはわかりきっていることで、しかも主人公たちが自分たち以外に理解者がいないとかの仕事をする苦しみみたいなものは一切なく。これといった悩みもなくさくさくと証拠を集めて政府は嘘をついている! と言っているだけなので退屈はしないですが、盛り上がりもしなかったです。

 記者さんがアパートのお隣さんを口説くのに悩むとかのシーンが果たして必要だったのか謎でした。

 役者さんたちは渋くて豪華な役者さんたちがそろっていて面白そうだけど、期待値を超えるものでない残念な1本でした。そしてこの邦題があまりかっこよくない映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2019/10/05 DVD

監督ロブ・ライナー 
脚本ジョーイ・ハートストーン
出演ウディ・ハレルソン 
ジェームズ・マースデン 
ジェシカ・ビール 
ミラ・ジョヴォヴィッチ 
ロブ・ライナー 
トミー・リー・ジョーンズ 

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