映画【ファンタスティック・フォー】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 テレポーテーションをやろうとする天才な若者たちが実験するけど、案の定、トラブルに見舞われてスーパーパワーを手にしてしまう話。

●感想

 子どもの時から主人公は天才でガレージで物体をテレポートするマシンを開発して、それに目を付けた偉い人たちの協力を得てチームとしてマシンを開発していく過程が描かれていきますが。100分の映画なのに、主人公たちが能力を得るまでが物凄く長くて、2幕目に突入するまでをもう少しタイトにしてほしかったです。主人公とヒロインがイチャイチャしてカタキ役がそれを見て嫉妬する。とか、カタキ役の器が小っちゃかったりするのもどうでもよくなっていく要因の1つでした。

 主人公たちが研究所で物質を移動する研究していて、ようやく成果をあげはじめたけど。手柄を横取りされそうになったので、こっそりと主人公たちがテレポーテーションしようとして案の定トラブルになって主人公たちが能力を手に入れる。

 やっとこさ、主人公たちの能力を得たと思ったらそこからも特に話が動かず。一体これは何の話なんだろう? とよくわからなかったです。自分たちが変身してしまったことにより悩んだりするのかと思いきや、しれっと政府機関の一員として頑張ってて主人公だけが逃げて…。という展開も主人公たちが一体どういう気持ちなのかとかもわからなかったです。能力を活かしたアクションシーンも全くないので見せ場としての面白さもないのが痛かったです。

 そしてカタキ役がよくわからないことになって、地球がピンチになってしまうのでファンタスティック・フォーが頑張るというクライマックスですが、このクライマックスもチームものとしての面白さも特になくて、チームで強大な敵に挑む。みたいな熱い構図になりそうですが、それぞれの強みを活かして戦うというのもなく気づいたら終わってしまっている感じで呆然としながら見てました。もっと活躍するとか能力を活かした何かを見せてほしいです。

 やっと話が始まったと思いきやエンドクレジットだったので、数多く作られているヒーローものが作られている中で、ファンタスティック・フォーにしかない何かみたいなのを見たかった作品でした。

☆☆

鑑賞日: 2015/10/09 TOHOシネマズ川崎 2021/12/28 Disney+

監督ジョシュ・トランク 
脚本ジョシュ・トランク 
ジェレミー・スレイター 
サイモン・キンバーグ 
出演ケイト・マーラー 
マイルズ・テラー 
ジェイミー・ベル 
マイケル・B・ジョーダン 
トビー・ケベル 
レグ・E・キャシー 
ティム・ブレイク・ネルソン 

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