●こんなお話
間取りを見てありえない部屋があると感じたユーチューバーがその家を調べていく話。
●感想
ユーチューバーが収録をしていて壁から音が聞こえてるとか話をしていてマネージャー的な人と次のネタについて話をしていたり。マネージャーが購入予定の家の間取りを見せておかしいというので、建築士に見せる。
その建築士は間取りを見て、この家の購入はおすすめしない。不思議な空間があって、それを見て殺人を犯すための部屋と推測。主人公のもとに夫がこの家で行方不明になったという女性が接触してきて一緒にその家に忍び込んで空間を調べるけど建築士から連絡が入って、その女性は結婚しているという事実はなく誰かわからないという。主人公は慌てて逃げてお隣さんに助けを求める。
その女性が主人公のもとを訪ねてきて、事情を語り始めて、変な家に住んでいたの姉夫婦だという。主人公は老婆に襲われて気を失ったところを建築士に起こされて危険だと忠告を受けたりしつつ、女性の実家へ向かう。
女性の母親から家の事情が語られて明治時代の話から妾の妊娠から流産から左手を切り落として死んだとか昔話があって、妾の呪いだということで毎年殺人を犯して左手を切断するという儀式をやっていうという。
本家の実家へと向かうことに。建築士は母親のもとに戻って部屋を調べると主人公を襲った仮面を発見。そこまでして主人公たちを実家に向かわせることを阻止しようとするのか聞く。
本家へ向かった主人公たちは姉夫婦を発見するけど本家の人たちに迎えられて眠らされる主人公。気づくと建築士がいて、みんなで実家の隠し部屋を探して監禁された息子を発見。そこに本家の人たちが襲ってきて逃げる主人公。本家の人たちで内ゲバをして、そのあいだに主人公たちは逃走。
全てが終わって本家で大量の遺体が見つかったとかのニュースが流れる中、今日もユーチューブの仕事をしていて、部屋から物音がしておしまい。
怖いお面をかぶった人たちがこっちに向かってくるという恐怖描写とかおばあちゃんがチェーンソーを持って襲ってくるとかは普通に怖く感じられてよかったです。
ただ話の見せ方は登場人物が話し始めてそれをひたすら聞く、というスタイルで進行するのでだんだんと興味を失っていきました。しかもだんだんと日本の閉鎖的な村社会の中で恐ろしい方向へとシフトしていってしまってからはトンデモ度が増していってさらにどうでもよくなっていってしまうという展開になってしまいました。
主人公の同僚が白目向いて倒れてたりしてましたが、最初の幽霊表現みたいなことは何だったんだろう? とか村へ舞台から意向してからは感じてしまいました。
☆☆
鑑賞日:2025/06/14 Amazonプライム・ビデオ
監督 | 石川淳一 |
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脚本 | 丑尾健太郎 |
原作 | 雨穴 |
出演 | 間宮祥太朗 |
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佐藤二朗 | |
川栄李奈 | |
長田成哉 | |
DJ松永(Creepy Nuts) | |
瀧本美織 | |
根岸季衣 | |
高嶋政伸 | |
斉藤由貴 | |
石坂浩二 |