映画【映画『窓ぎわのトットちゃん』】感想(ネタバレ)

Madogiwa no Totto-chan Showtimes
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●こんなお話

 第二次大戦がはじまる直前からの黒柳徹子さんの子ども時代の話。

●感想

 主人公と母親が新しい学校に転校してくる。前の学校では教室で騒いだりいうことを聞かないので学校側から転校を薦められる。

 新しい学校の校長先生と2人きりで無限に主人公は話続けてそれを聞き続ける先生。学校の入園が決まってフリーダムな学校の雰囲気が描かれて、トイレに財布を落として糞尿をぶちまけても怒られたりせず。小児麻痺の同級生がいて読書好きで運動ができない彼を主人公はいろいろ誘って友情を深めていく。

 日米開戦が始まって今まで英語を使用禁止になったり街を歩いていると警察から恰好が派手だと注意されたりと自由な空気がなくなっていって、仲良かった同級生が亡くなって主人公落ち込む。疎開が決まって学校も空襲で燃える中、校長先生は次はどんな学校を作ろうと前向きでおしまい。

 子どもの自由な発想を映像化しているのが楽しくて、電車の中でいろんな動物が現れては消え現れては消えの映像とかお腹がへった歌を歌えなくて踊ってその歌を表現するのとかも暗かった街にカラフルな明かりが降り注いでというのとかも視覚的に主人公の気持ちを見ることができてよかったです。

 主人公の学園生活と男の子との交流をメインに戦争が始まって暗くなっていく時代を見られて大人も子供も楽しめる1作だったと思います。

☆☆☆

鑑賞日:2025/04/26 NETFLIX

監督八鍬新之介 
脚本八鍬新之介 
共同脚本鈴木洋介 
原作黒柳徹子
出演(声)大野りりあな 
小栗旬 
滝沢カレン 
役所広司 
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