●こんなお話
森の中から出られなくなって何とか脱出しようとする話。
●感想
森の中を走る男性がいて、何かに追われて捕まってタイトル
ペットショップで働く主人公がオウムを届けるように頼まれて車で配達。主人公には双子がいて幼い時に事故で母親が事故死していることが描かれたりしつつ、車が森の道で止まってしまい外に出て歩いて戻ったら車がなくなっている。
森をさまよって何かの気配を感じて怖いところを老婆を見つけて老婆が建物に入ると老婆と女性と男性がいて自己紹介。壁一面の鏡の前に立つように言われて横並びで立つ。ガラスの向こうでウォッチャーズという存在がこちらを確認しているという。
老婆がいろいろルールを語って昼間は外に出られるのでみんなで食料を調達して生活。森の中の穴を発見して穴の中から自転車とかを取ってきたら、建物を破壊する勢いでウォッチャーズが襲ってきて、女性の旦那さんが外から声をかけてきて開けるか開けないかという葛藤が描かれたりして、ウォッチャーズは人間の姿に変身することがわかってきたり。
男性が老婆と喧嘩をして主人公と老婆が外に追い出されてしまいウォッチャーズから隠れたり、建物が壊されそうになってピンチになってたら地下室を見つけて避難。そこは研究室らしく持ち主の博士のビデオがいっぱいあって、昔、世界は人間と妖精がいて共存してたけど人間が妖精を閉じ込めたらしいとか。博士が妖精を研究してたけど最後はみんな死んじゃったみたいな。
教授の最後の言葉に森の外に出る攻略法があったので、それ通りにオウムに先導してもらって森を出てボートで脱出。その際に男性が妖精の変身に騙されちゃったり。
主人公は教授の大学の実験室でいろいろ資料を見つけて、生き残った女性のもとに行って資料から教授の奥さんが肺がんで亡くなっているけど、その女性は一緒にいた老婆だったことがわかる。老婆の妖精が襲ってくるけど主人公が説得して妖精は立ち去っておしまい。
森の中の独特の雰囲気は最初は興味深く茶色い映像がかっこよかったですが、だんだんとこの映画の世界の興味が失われて行って種明かしみたいなことがされていってもそれほど楽しめる気持ちにはなれず、クライマックスの森の外に出て真相が明らかになって妖精たちの不遇や怒りが爆発するのをボーっとみてしまう映画でした。
☆☆☆
鑑賞日:2025/04/13 NETFLIX
監督 | イシャナ・ナイト・シャマラン |
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脚本 | イシャナ・ナイト・シャマラン |
原作 | A・M・シャイン |
出演 | ダコタ・ファニング |
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ジョージナ・キャンベル | |
オルウェン・フエレ | |
アリスター・ブラマー | |
オリバー・フィネガン |