映画【人間魚雷出撃す】感想(ネタバレ)

Ningen gyorai shutsugekisu
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●こんなお話

 敗戦末期に潜水艦と回天搭乗員たちの戦いの話。

●感想

 原爆を運んだ船を撃沈して戦後、アメリカで証言する日本の艦長。回天について思いをはせて戦争中の回想へ。

 人間魚雷の回天の訓練をする主人公たちがいて失敗したりしつつ故郷に搭乗員たち帰って家族とかと再会。とうとう出撃して潜水艦での生活。戦闘に入って主人公の先輩たち2人が出撃して見事撃沈。

 回天搭乗員は出撃を願うけど艦長は無駄に出撃は刺せないと却下したり、出撃したい気持ちを訴える搭乗員とか主人公はこの戦いに意味があるのだろうか? と考えたりしつつ、爆雷攻撃を受けて潜水艦がボロボロになりながらとうとう回天出撃命令が出て主人公たちも出撃して敵艦を撃沈。

 艦長がアメリカ議会で回天搭乗員たちを想っておしまい。

 潜水艦の中のセットとかがすごくて2階をカメラが上下に動いて人が何人も映っていてとか潜水艦を外から映した映像とか、単純に映像の迫力。あとは役者さんの本物の軍人の迫力感と説得力で戦争映画としてのルックがあってよかったです。

 ただずっと潜水艦内で基本、戦いが始まるまで待ちなのでちょっと退屈に感じるところがあったり、回天出撃してから回天内はこれといったドラマチックなものでもなく、搭乗員を淡々と映していてあとは爆発。というだけでエモーションが動くことはなかったです。

☆☆☆

鑑賞日:2025/03/28 Amazonプライム・ビデオ

監督古川卓巳 
脚本古川卓巳 
出演石原裕次郎 
葉山良二 
杉幸彦 
長門裕之 
津川雅彦 
森雅之 
三島耕 
西村晃 
安部徹 
浜村純 
天草四郎 
河野弘 
二本柳寛 
内藤武敏 
神山勝 
宮崎準 
島村謙二 
水谷謙之 
里実 
古田祥 
芦川いづみ 
左幸子 
木室郁子 
堀川京子 
田中筆子 
河上信夫 
新井麗子 
紅沢葉子 
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