映画【The child’s EYE チャイルズ・アイ】感想(ネタバレ)

●こんなお話

　タイのホテルで、そのホテルの幽霊に襲われる話。

●感想

　香港の若者グループが帰国しようとしたらデモの混乱で空港が閉鎖、もとのホテルも閉鎖で運転手の知り合いのホテルへ。

　汚くてドン引きだったり、注文をしても1個多く料理が出てきたり椅子が勝手に動いたりちょっと不気味。そしたら彼氏たちが行方不明になって彼女グループがホテル内を捜索。主人公が暗い地下で友達を見つけたと思ったら友達が不気味だったり。

　ホテルの精肉業者みたいなの男がいて、その男の部屋で子どもの身体で顔は犬という生物がいて隠れてハラハラドキドキがあったり。主人公たちに憑りつく女性の幽霊が自分が殺されてという事情が語られるけど、実は妊娠中に殺しをしようとして精肉業者の夫が妻を突き倒して殺してしまって、でかい水槽にホルマリン漬けみたいにしていたことが明らかになって。

　妻の幽霊に殺されそうになるけど妻の幽霊は成仏して、彼氏たちもその場に気づいたらいてみんな元通りだけど、帰りのバスが事故を起こしたっぽくておしまい。

　なんといっても子どもの身体で顔が犬というキャラクターが面白くて、女性の幽霊と壁とか天井を歩く幽霊とかはもオーソドックスな幽霊で面白いですが、犬人間のインパクトが強くてそれしか記憶に残らないビジュアルでした。犬人間から隠れるというところが1番の見せ場でした。

　話自体は結構退屈で、冒頭は軽いコメディみたいな感じで乗り切れないまま気づいたら彼氏たちが消えて暗いホテル内を歩くだけで終始ボーっとしてしまいました。幽霊の真相が明らかになったところでカタルシス生えられ得ることはなかったです。

☆☆

鑑賞日:2025/01/18 DVD