映画【Gメン】感想(ネタバレ):熱い友情と喧嘩の連続!

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●こんなお話

 落ちこぼれ学級の学生さんたちの喧嘩とか恋とかの話。

●感想

 主人公が転校してきたところから物語は始まり、校舎が異なるクラスに配属され、なんとヤンキーばかりが集まるGクラスに入れられてしまい、驚く主人公。

 その後、ヤンキー仲間が徐々に増えていき、学校で一番の人気者が女性に非常にモテるため、主人公嫉妬。また、怖い女性の先生がやってきて、彼女の存在に生徒たちはびっくりしたり。その女性の元カレがストーカー化して襲ってくるため、主人公たちは彼と激しい喧嘩を繰り広げる。

 さらに、先輩が主人公をツーリングに誘い、自身のアイデンティティを告白するシーンもありましたが、それを別の人物が嘲笑したことで喧嘩が勃発。主人公に好意を抱く女生徒がデートに誘いますが、その女性が拉致されてしまい、主人公たちが再び激しい喧嘩を繰り広げる展開となっておしまい。

 ヤンキーものとしては、「仲間」や「喧嘩」といった見せ場が豊富にあり、ジャンルとしての魅力をしっかりと押さえていたと思います。そこにコメディ要素も加わり、同級生同士の大騒ぎや口の悪い先生の存在、さらにはセックスの話題でわちゃわちゃする場面が楽しく描かれていました。特に吉岡里帆さん演じるキャラクターや「きもっち」という登場人物周りは笑いを誘う場面が多く、魅力的でした。

 ただ単純に好みの問題かもしれませんが、主人公が最初から喧嘩に強く、「殺すぞ」といった言葉を連発する点や、敵役も口が悪いという点、そして女性の拉致や友人を侮辱されてキレるという流れで喧嘩シーンが繰り返される構成は、終始ぼんやり見てしまう時間もありました。クライマックスの仲間たちが集結して戦うシーンも体感的には長く感じられました。

 また、「あんたたちがGメンだったのか」という展開も、登場時から予想できていたため、主人公たちが驚いている様子をぼんやり眺めている感じでした。

☆☆☆

鑑賞日:2024/07/19 NETFLIX

監督瑠東東一郎 
脚本加藤正人 
丸尾丸一郎 
原作小沢としお
出演岸優太 
竜星涼 
矢本悠馬 
森本慎太郎 
りんたろー。 
吉岡里帆 
高良健吾 
尾上松也 
田中圭 
恒松祐里 
小野花梨 
吉村界人 
星田英利 
落合モトキ 
後藤剛範 
大東駿介
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