映画【キューティーハニー】感想(ネタバレ):OL×ヒロイン!キューティーハニーが悪の組織に挑む変身アクション

Cutie Honey
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●こんなお話

 愛の戦士キューティーハニーが持つシステムを狙う悪の組織との戦いの話。

●感想

 主人公の父親の知り合いである博士が誘拐されたことをきっかけに、主人公がキューティーハニーとして出動。アクションシーンで戦いながら博士を救出する場面から物語が始まる。

 普段はOLとして働いている主人公だが、仕事には遅刻ばかりで昼食もおにぎりばかり。同僚からは「使えない」と叱責される日々を送っている。そんな中、博士と連絡を取ろうとするが、すでに彼は誘拐された後。助けに向かおうとした矢先、記者が話しかけてきて協力を申し出たり、警察に尾行されたりと慌ただしい展開に。

 一方で、悪の組織の親玉が復活。キューティーハニーが持つ「Iシステム」を奪うために、幹部たちが行動を開始する。実は同僚のOLがその幹部の1人で、主人公を追い詰めてくる。

 主人公は敵のアジトに単身乗り込み、次々と現れる幹部たちと戦いながら進んでいく。そしてついに親玉と直接対決。しかし、親玉に吸収されかけたその瞬間、警察が発砲。その銃弾によって親玉が「愛」という感情に目覚め、笑顔を見せる。主人公も解放され、すべておしまい。

 冒頭の長尺アクションはテンポも良く、楽しく見られました。ただその後の日常パートがやや冗長で、悪の組織の動きもゆっくりなため中盤以降は少し退屈に感じました。コメディ風の演出も多いが、笑いに直結する場面が少なく、逆にテンポが鈍っていた印象もあったり。

 クライマックスのバトルまでは盛り上がりに欠けるものの、敵との直接対決やラストの感情の変化は印象に残りました。もう少し全体に見せ場が散らされていれば、もっと楽しめたと思える作品だったと思います。

☆☆

鑑賞日:2024/01/13 Hulu

監督庵野秀明 
脚本高橋留美 
庵野秀明 
原作永井豪 
出演佐藤江梨子 
市川実日子 
村上淳 
篠井英介 
及川光博 
片桐はいり 
小日向しえ 
新谷真弓 
手塚とおる 
京本政樹 
吉田日出子 
松田龍平 
加瀬亮 
岩松了 
松尾スズキ 
嶋田久作 
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