●こんなお話
前世の記憶を持った人たちの争いの話。
●感想
メキシコシティで警察とカーチェイスをしている人たちから始まって誰かに撃たれるカップルがいたりして現代。無職でお金に困っていてレストランの支配人の面接を受けるけど過去の暴行沙汰を問われて不採用。仕方なしになぜか刀を作れる能力があって、刀を作ってチンピラたちに売って薬を手に入れようとするけど揉め事に発展して撃たれて逃げる。
警察に捕まって尋問を受けるけど相手は警察ではなく「昔を思い出せ」的なことを言われてたら、突然車が壁を破壊して主人公を逃がす。
その女性から前世の記憶を持つ人たちがいて人類のために能力を使うのをビリーバー、滅ぼそうとするのがニヒリストと言われていて争っているとかの説明があって。エッグという人類を滅ぼす機械を隠しているのを知っているのが主人公だけど、主人公は覚えていない。
そして主人公たちのアジトが襲撃されて仲間が殺されたりしつつラスベガスにいる博士みたいな人の装置で記憶が戻ってエッグの隠し場所がわかるけど、ここでも襲撃されて逃げて、敵のアジトに乗り込んだ女性がやられそうになるけど、主人公が助けに入ってエッグを使おうと飛行機に乗り込んだカタキ役と戦う主人公。落下しながらエッグの装置のスイッチを阻止しようと頑張って…という。
ハリウッド映画の大作らしくてカーチェイスに銃撃戦に格闘にと派手で見ているあいだは圧倒される映像が凄かったです。記憶は活かして身体が死んでもはい次、という輪廻転生ができるという設定もそこまで面白さに行かされるとは思えず。普通に「中を調べろ」という前世の言葉を思い出して「体の中に埋め込んだんだ」とかもあっさりとしたミステリーっぷりが凄かったです。日本刀が作れて扱えるという主人公もマーク・ウォールバーグと日本刀というのが似合わず、終始気まずいアクションが続きました。
ニヒリストというカタキ役の特にボスの行動の目的が人類を全滅させるということですが、彼1人以外の部下たち全員の総意なのかというのが疑問でそこまで狂信的な考えに至るまでがわかりにくくて台詞で少し語られるくらいなので飲み込みにくい設定でした。
ちょっと、見た目は凄いけど特にエモーションが動かされることのないアクションSFでした。
☆☆☆
鑑賞日:2022/11/07 Amazonプライム・ビデオ
監督 | アントワーン・フークア |
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脚本 | アン・ショア |
出演 | マーク・ウォールバーグ |
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ソフィー・クックソン | |
ディラン・オブライエン | |
キウェテル・イジョフォー | |
ジェイソン・マンツォーカス |