映画【13日の金曜日 PART3】感想(ネタバレ):ホッケーマスク誕生の三作目

Friday the 13th Part 3
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●こんなお話

 クリスタルレイクにまたまた若者たちが集まって殺されていく話。

●感想

 前作の出来事の翌日、重傷を負い素顔のまま逃走した殺人鬼ジェイソンは、クリスタル・レイク近くの小さな商店へと辿り着き、店主ハロルドを肉切り包丁で胸に刺し、妻のエドナを編み針で後頭部に突き刺して殺害し、奪った服を身に着けて姿をくらます。

 その頃、クリス・ヒギンズは友人たちである妊娠中のデビーと恋人のアンディ、いたずら好きのシェリーとそのデート相手ベラ、気楽な性格のチャックとチリを連れて、家族が所有する湖畔の別荘ヒギンズ・ヘイブンへ週末旅行に向かい、途中で「ここから先へ行くな」と警告する老人アベルと出会うが忠告を無視して進み、やがて恋人のリックとも合流する。

 町で買い出しをしていたシェリーとベラは暴走族のアリ、フォックス、ロコと揉め事を起こし、その腹いせに三人は別荘へ忍び込み、納屋に火を付けようとするが、そこに潜んでいたジェイソンに襲われ、フォックスとロコは農具で殺され、アリも瀕死の重傷を負わされる。

 夜になると、クリスは恋人リックに、2年前に森で顔の歪んだ男に襲われた過去を打ち明けるが、その正体こそジェイソンであったことが後に判明し、同じ頃、シェリーは冗談でホッケーマスクを被って人を驚かせた後、納屋でジェイソンに喉を切られて殺され、ジェイソンはそのマスクを本格的に身に着けて殺戮を続ける。

 ベラは桟橋の下でスピアガンで撃ち抜かれ、アンディは鉈で斬られ、デビーはハンモックで休んでいるところをナイフで刺され、地下で停電を直そうとしたチャックは投げ飛ばされて感電死し、チリも火掻棒で串刺しにされていく。

 リックも外で捜索中にジェイソンに捕まり、素手で頭を潰されて惨殺され、最後に生き残ったクリスは納屋に逃げ込んでシャベルやロープで応戦し、ジェイソンを一時的に倒すが、蘇ったジェイソンに再び追い詰められる。

 そこへ瀕死のアリが現れてジェイソンを妨害するが殺され、クリスは斧でジェイソンの頭を打ち割り、ついに倒すことに成功し、極度のショックの中でカヌーに乗って湖へ漂いながら眠りにつくと、ジェイソンや母パメラの死体に襲われる幻覚を見る。

 翌朝、警察が到着し、錯乱状態のクリスは連行され、納屋に横たわる斧の刺さったジェイソンの遺体が映し出されて物語はおしまい。


 前作の直後から始まり、湖畔の別荘に集まった若者たちが一人ずつ殺されていくという、シリーズの定番パターンがより洗練されて描かれていて安心感のある構成でした。

 いたずら好きのシェリーが何度も冗談を仕掛けたせいで誰にも信じてもらえなくなる展開はブラックユーモアが効いていて、見ていて少し切なくもありましたし、暴走族が逆にジェイソンに殺されていく流れも皮肉がきいていて印象に残ります。

 人間味のあるジェイソンが画面の奥から全力で走ってくる姿は意外と怖く、ホッケーマスクを被った姿がここで確立されるのもシリーズ的に大きな見どころでした。

 前作と似た流れはありつつも、クライマックスの乱戦や意外な人物の再登場など見せ場も多く、スラッシャー映画としての完成度は高いと感じました。

☆☆☆

鑑賞日:2022/09/26 U-NEXT 2026/01/11 U-NEXT

監督スティーヴ・マイナー 
脚本マーティン・キトローザー 
キャロル・ワトソン 
出演ダナ・キメル 
ポール・クラッカ 
トレーシー・サヴェージ 
ジェフリー・ロジャース 
キャサリン・パークス 
ラリー・ゼーナー 
デヴィッド・ケイティムズ 
レイチェル・ハワード 
リチャード・ブルッカー 
ニック・サヴェイジ 
グロリア・チャールズ 
ケヴィン・オブライエン 
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