●こんなお話
ナチス占領下のフランスに降下した部隊が電波塔を破壊するミッションをしようとしたら、村人を人体実験しているナチスを発見して…な話。
●感想
ノルマンティ上陸作戦前夜に輸送機で降下作戦を実行しようとしている部隊から始まって、一気に攻撃されてどんどん爆発墜落していく輸送機。そこから落下傘する。
この落ちるようにパラシュートで降下していくツカミのアクションは見せ場で盛り上がるスタートでした。
その後、バラバラになった部隊を探す主人公。上官がドイツ軍に射殺されるのを目撃したりしつつ、仲間が集まる。
ドイツ軍の電波塔を爆破せよというのが任務なので、地元の女性を味方につけて隠れながら任務を遂行しようとする。ドイツ軍が村人を拉致して何やらやっているらしいというのがわかって、主人公たちが隠れている家にナチスの高官がやってきて女性を襲おうとしてきてナチスの高官を捕まえて拷問したり。
仲間を探しに行った主人公が見つかりそうになった流れで村の教会へ行くドイツ軍に紛れ込んでしまって、教会の地下へ行くと首だけで生きている人間がいたり、火炎放射器で燃やされても動いている人間がいたり恐ろしい光景を目撃して逃げ出して上官に報告するけど信じてもらえない。
任務を実行しようとして捕まえていたナチスの高官を運ぼうとしたら仲間が射殺される。仲間に主人公が地下で盗んできた注射を打ってみたら、死んだはずの仲間が生きかえって襲い掛かってくる。その騒ぎでナチスの高官は逃げ出して銃撃戦。村人の弟もそのまま連れ去られてしまうので、救助&電波塔破壊のクライマックス。
時限爆弾を設置しつつ牢屋みたいなのから怪物が出てきて襲われたり、ナチスの高官が自ら注射して怪物化して襲い掛かってくる。主人公と上官の2人で対決。上官は身体を貫かれて負傷しても頑張ってました。時限爆弾が爆発して主人公が逃げるのを長回しで見せるのも面白かったです。
戦争ものに怪物ものというジャンルをミックスした作品でバイオレンス描写も激しくて満足度高かったです。
ただ主人公たちが最初に落下傘してバラバラになって再会して任務を実行するというのもその場しのぎが多くて偶然に頼る展開が多いのとか村人の弟とかただ叫んで逃げ出してトラブルを起こすとかも結構イライラするキャラクターでした。
とはいえ、ジャンル映画のツボは抑えていて面白い1本でした。
☆☆☆
鑑賞日:2022/04/28 NETFLIX
監督 | ジュリアス・エイヴァリー |
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脚本 | ビリー・レイ |
マーク・L・スミス |
出演 | ジョヴァン・アデポ |
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ワイアット・ラッセル | |
ピルー・アスベック | |
マティルド・オリヴィエ | |
ジョン・マガロ | |
イアン・デ・カーステッカー |