●こんなお話
ダメ客室清掃係が働くホテルにテロリストが占拠してドタバタ戦う話。
●感想
客室清掃係の3人が清掃をしているところから始まり、仕事しながら新しい事情を考えている。アダム・ディヴァイン演じる主人公がいろいろ提案するけど却下され、兄弟のお兄ちゃんが発案担当で弟が近くの物で何でも作っちゃう担当。
お兄ちゃんはサルビアを吸ってトリップする依存症。いつも煙を吐いているのが笑えます。そしてホテルでセレブがパーティーを開くのを秘書が打ち合わせに来てスマホとかを回収され準備に入る。セレブが来るので自分たちもお金持ちになりたいと兄弟が考えているスーツに投資をしてもらおうと話したり。
そして駐車場へやってくる警備担当と言われる人たちが降りてきて警備員を殺害。ここから人体破壊描写が容赦なくなかなかのバイオレンスで話が進んで行きます。あっという間に占拠して主人公3人だけ別の場所にいたので人質にならずにすみ、ドタバタでテロリストと戦っていく。
爆弾を間違えて作動させて人質の頭が吹き飛んだり、主人公たちが追手のテロリストを騙すために自殺のふりをしますが、下半身まるだしで局部ががっつり映ったりするので好みが別れる笑いだと思いました。テロリストがゲイで盛り上がっちゃってるところを1人を殺害して愛する人を殺されたとブチ切れられて襲われて何とか撃退したり。外に出ようとジップラインで逃げようとして、案の定ドタバタがああって落ちそうになる。ちょうど下の階で「俺は『ダイ・ハード』のオタクか」と自虐していたコンピューター担当が大事なパスワードを打ち込んでるときに主人公たちが落下してきて対決するところになる流れとか笑えました。
テロリストと人質たちでもドタバタがあってうっかり殺しちゃったり、ワンちゃんを爆破したりとバイオレンスな笑いが展開していきます。
主人公たちで発明したスーツを巡って兄弟だけで話を進めていたことに主人公が落胆して自分だけの獣にされていたことを知って、それの乗り越えなんか映画を通して描かれていきます。
テロリストのボスだと思っていた人物が実は…という流れになったり、クライマックスで主人公たちが開発したスーツを死体に着せてロボットみたいにするとか展開も見たことのない展開で面白かったです。死体を雑に扱うのでこういうのも不謹慎ギャグで好みは別れると思います。
クライマックスで事態打開のきっかけが殺されたと思っていた上司が邪魔しに来るというのとかも無茶苦茶で主人公たちの力で突破していくのではないのが残念でした。
とはいえ、これぞアメリカのコメデイな不謹慎映画で面白かったです。
☆☆☆
鑑賞日:2022/02/15 NETFLIX
監督 | カイル・ニューアチェック |
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出演 | アダム・ディヴァイン |
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アンダーズ・ホーム | |
ブレイク・アンダーソン | |
ロックリン・マンロー | |
ニール・マクドノー | |
スティーヴ・ハウイー | |
シュガー・リン・ビアード | |
クロエ・ブリッジス | |
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ローナ・ミトラ |