●こんなお話
家族を殺されて復讐に燃える女性が爆破のプロに依頼して一緒にカタキ役たちに制裁していく話。
●感想
南米の橋みたいなところでスタローンと相棒のジェームズ・ウッズが爆薬を仕掛けて麻薬王を殺害していようとする。爆破直前でターゲットの車に子供が乗っていることが確認されて子供は殺さないというポリシーの主人公が中止しようとして相棒と揉める。結局、子供もろとも爆破してしまう。
もう仕事を辞めてマイアミで過ごしていた主人公だけど、ヒロインのシャロン・ストーンから電話で家族を目の前で殺したカタキ役たちを爆破して殺してほしいとの依頼。ヒロイン自身も色仕掛けでカタキ役に近づこうとする。主人公はカタキ役とヒロインがいちゃつくのを監視したり。
基本、スタローンが敵に触られているシャロン・ストーンを見てやきもきするというだけであまり盛り上がらない展開が続きました。シャロン・ストーンが美人さんなので、それを愛でる楽しみ方でした。主人公もカタキ役たちもみんなでシャロン・ストーンの奪い合いをしていきます。
手下を1人ずつ爆殺していく主人公。ドアに仕掛けて開ける直前でカタキ役が電話に出て開けるのか開けないのかというハラハラドキドキのサスペンスとかはよかったです。2人目もエレベーターの釦を警戒したり車の下を警戒したりして注意するけど、結局爆破されて車のシートごと吹き飛ばされる描写が楽しいです。
基本スタローンが活躍していきますが、後半はシャロン・ストーン自身が復讐のためにカタキ役を倒していくのでスタローンの主人公感は薄くなる構成でした。
主人公たちと対決するジェームズ・ウッズも警察側で無線のスタローンに怒りをぶつけて周りの警官が引くとかのサイコパス感も楽しいですが、スタローンの隠れ家に乗り込んでいって追い詰めますが、普通に地雷みたいなのに引っかかるうっかりミスなのが強いんだか弱いんだかわからない微妙な気持ちになるクライマックスでした。
スタローンとシャロン・ストーンのダンスみたいな絡みで流れるムーディーな音楽が笑いそうになる映画でした。
☆☆☆
鑑賞日:2022/02/14 NETFLIX
監督 | ルイス・ロッサ |
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脚本 | アレクサンドラ・セロス |
出演 | シルベスター・スタローン |
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シャロン・ストーン | |
ジェームズ・ウッズ | |
ロッド・スタイガー | |
エリック・ロバーツ |