映画【スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望】感想(ネタバレ)

●こんなお話

　主人公の青年がお姫様を救い出して悪いやつをやっつける話。

●感想

　反乱軍が帝国軍に追われて捕まって設計図を探しているところから始まって、ロボットたちがお姫様にメッセージを託されて脱出。

　砂漠の惑星にたどり着いて、ロボット業者につかまって売られた先が主人公で、主人公がロボットの掃除をしたらお姫様のメッセージが再生されて知り合いの名前に近いという。ロボットが勝手にどっか行っちゃったので探しに行ったら、サンドピープルという部族に襲われるところを砂漠にすむ老人に助けられて、そのメッセージの名前に出てくるのは自分だと話して、一緒に旅に出ないかと話す老人。

　断るけど、帝国軍の追手に育ての親が殺されたので老人と一緒に旅に出ることに。船の手配がついて帝国軍の追手が来るけど何とか逃走。目的地に着いたら帝国軍の攻撃で惑星ごと破壊されていて、月かと思ったら帝国軍の秘密兵器。

　秘密基地に忍び込んでお姫様がいることを知って助け出す主人公。老人は秘密基地の牽引ビームを解除、かつての弟子のダースベイダーと戦う。主人公たちは兵隊の追手を振り切って何とか船に戻るけど、老人はみんなを逃がすためにダースベイダーに斬られる。

　反乱軍の秘密基地に戻って帝国軍の秘密基地の弱点を分析してみんなで出動して一機また一機とやられるけど、最後は主人公のフォースの力を使って秘密基地の弱点を爆撃して破壊しておしまい。

　時代性を感じないスピード感いっぱいの映像でなおかつ余計なものがそぎ落とされたシンプルなストーリーに魅力いっぱいのキャラクターたちとエンタテイメントとして一級品の映画だと思いました。 

　冒頭でいきなりのどでかい宇宙船が画面いっぱいに広がるところから銃撃戦になって、真っ黒なダースベイダーが登場して設計図を探しているらしい。けどドロイド2体が脱出して、たまたま主人公とそのドロイドが出会って帝国軍の追跡を受けることになって物語が転がっていく。 

　主人公はもちろん脇役に至るすべてのキャラクターに人生や背景が感じられて、クリーチャーもいっぱいだし、彼らの生活感いっぱいの汚れを感じられる美術や衣装なども最高でした。それに宇宙船や兵器などもこの映画がリアルに感じることができるデザインですごかったです。 

　それでいてわかりやすい勧善懲悪もののまさに娯楽としての映画の楽しみが詰まっている作品だと思いました。 

☆☆☆☆☆

鑑賞日: 2017/01/11 Blu-ray　2024/05/05 Disney+