映画【映画 真・三國無双】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 皇帝を意のままに操っている董卓を倒そうとする連合軍の曹操や劉備たちの戦いの話。

●感想

 黄巾の乱から物語は始まり劉備三兄弟が暴れて活躍するけど、ただの一兵卒ということで認められない。さらに曹操が董卓暗殺を狙うけど失敗して呂布に追いかけられて。

 ゲーム原作らしいぶっ飛んだアクション演出が見もので武器から稲妻や炎が飛び出して何百人を人間がぶっ飛んでいくというアクションが楽しいです。人間が飛び上がって雨のように降ってくるのとか笑えました。最強の武将の呂布と劉備三兄弟の戦いがクライマックスになっていて、呂布の武器に血を吸わせようと関羽がいきなり上半身裸になるとかの演出も笑ってしまういきなりの裸シーンでした。

 ただ三国志の有名エピソードをダイジェスト的に流しているだけなので、三国志に興味がないと全く話が入ってこないと思いますし、興味があっても話が高速でどのキャラクターにどういう思い入れをしていいのかがわからないと思いました。群像劇になっていますが、曹操の野望ものなのか劉備の立身出世ものなのか呂布の恋愛劇なのか、あくまでダイジェストとして流れていくだけで全く盛り上がらないドラマでした。

 しかも一応の悪役である董卓や呂布との戦いが解決しないまま終幕という三部作なのかな? という作りなのもズッコケてしまって、まるきりカタルシスがない映画で残念でした。

 とはいえ、そんなことよりドラゴンボールみたいなエネルギーを放出しながら戦うのを愛でる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2021/11/25 DVD

監督ロイ・チョウ 
アクション監督リン・ユーアン 
脚本ウェン・シャオ 
クリスティン・トー 
リー・ルイ 
出演ルイス・クー 
カリーナ・ラウ 
ワン・カイ 
トニー・ヤン 
ハンギョン 
グーリーナーザー 
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