●こんなお話
エイリアンの星が植民地となっていたけど、住民と連絡とれなくなったんで海兵隊と一緒に捜索することになるリプリーの話。
●感想
前作で冷凍睡眠に入って漂流していたところをレスキューされるところから始まります。主人公のリプリーが目覚めて治療を受けて会社の人間から57年だか立っていることを聞かされてびっくり。前作での出来事を会社の上層部に話すけど、信じてもらえない。しかもそのエイリアンの星と思われる場所に技術者とか植民地化しているらしい。案の定、そこと連絡が取れなくなったので会社の人間から一緒にそこに調査に行ってくれないかとなって、海兵隊と一緒に行くことになる。
この映画の面白さは海兵隊が使う兵器や銃器、装甲車などの装備のギミックが最高でどれも未来感ありつつリアル感使用感もあるものでかっこよかったです。そういった装備を愛でて楽しめるもので、エイリアンとの対決も映画が始まって結構経たないと始まらないですが、彼らの動きを見ているだけで時間があっという間に経ってしまいます。
住民を捜索して信号を見つけて行ってみたら繭みたいなのにみんななっちゃっててさあ大変というときにエイリアンのアタックが始まってからのパニック。実弾使っちゃいけないと言われているのにみんな撃ちまくります。キャラクターも立っていて、ヒックス伍長、ハドソン、ビショップ、バスケス、ドレイク、ゴーマン中尉、エイポーン軍曹、ディートリック、フロスト、ウィズボゥスキー、脇役の皆さんに至るまで魅力的です。
あっという間にエイリアンにやられちゃう海兵隊。何とか脱出しようとするけれど宇宙船をリモートで呼ばなくちゃいけないので、それまで籠城。その間にいつも通り会社の悪い人間にエイリアンを持ち帰ろうと悪だくみがあって主人公と女の子がピンチになったり。そして塞いでいたのにうっかりミスでエイリアンの侵入を許されての接近戦。こことかも迫力満点でした。
余裕ぶっこいていた連中があっという間にやられて主人公1人で立ち向かうよくある展開ですが、それでもしっかりと魅力的に描けば面白いと教えてくれる1本でした。
1人また1人とやられていって、女の子もさらわれちゃうわで主人公が単身敵の巣に乗り込んでレスキュー。エイリアンの母親みたいなのとかも登場して生態系の一端が垣間見えました。主人公、敵の生態系皆殺し。そもそも人間側が勝手に植民地化しているだけなので他の生態からみたら迷惑な話の1本でした。
☆☆☆☆
鑑賞日:2021/11/19 Disney+
監督 | ジェームズ・キャメロン |
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脚本 | ジェームズ・キャメロン |
出演 | シガニー・ウィーヴァー |
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マイケル・ビーン | |
ポール・ライザー | |
ランス・ヘンリクセン | |
シンシア・スコット | |
ウィリアム・パクストン | |
ウィリアム・ホープ | |
アル・マシューズ | |
リッコ・ロス | |
キャリー・ヘン | |
ジェニット・ゴールドスタイン |