映画【HANA-BI】感想(ネタバレ)

hana-bi
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●こんなお話

 刑事が余命いくばくもない奥さんと旅に出る話。

●感想

 台詞が少なく、映像で語っているのは素晴らしいです。主人公が北野武さん感そのままの感じで無口でシャイの刑事が喋るの開始15分経ってから。

 ただ、その分、今の刑事の状況や奥さんの病気のことなどを主人公の刑事以外の周りの人物が語りすぎなような感じをうけてしまいました。大杉漣さんや寺島進さんなどが1人で喋り続ける印象でした。
 けど、台詞のない部分。奥さんとの関係の部分は素晴らしくて、2人はえらく無口ですが2人の絆が強いことは十分に伝わってきてよかったです。

 それに、主人公が本当に刑事か? と思ってしまうくらいバイオレンスで。何でもかんでも暴力で解決していく姿は怖いです。これも今までの北野映画のヤクザ役とあまり変わらずで、刑事だろうがヤクザだろうが同じようなキャラクターでした。

 それと、序盤の回想の多様で時間軸がちょいわかりずらかったです。物語のメインは、中盤から始まる逃避行なのでああいった構成だったと思いますが、日本の美しい景色が見れて面白いと思いました。

☆☆☆

鑑賞日:2008/09/06 DVD 2011/02/13 DVD

監督北野武 
脚本北野武 
出演ビートたけし 
岸本加世子 
大杉漣 
寺島進 
白竜 
渡辺哲 
薬師寺保栄 
大家由祐子 
芦川誠 
逸見太郎 
矢島健一 
つまみ枝豆 
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