映画【レポゼッション・メン】感想(ネタバレ)

repo-men
スポンサーリンク

●こんなお話

 臓器回収人の話。

●感想

 序盤で、人をバンバンと殺していく主人公。そんな職業が成り立っている世界というのも期待の高まるスタートでした。

 ところが話が進むに連れて、SFの世界の設定に無理があると思いました。主人公である回収屋はものすごく恐れられていますが。こんなバンバンと人を殺していく回収というのはリスク高すぎると思いましたし。恐れられている割には滞納者たちは逃げもせずのんびり生活しているのが疑問でした。そうかと思えば、地下に逃げている人々もいてよくわからない設定でした。奥さんが出て行く理由も何でかよくわからなかったです。

 アクションシーンは迫力あってよかったですが。ただの警備員がバシバシ殺されていくので、何とも微妙な気持ちになってしまいました。 

 人工の臓器を埋めて、高い金を搾取するという世界ですが。そもそもなんでみんな人工臓器を埋めたがるのかが謎でした。ミイラ取りがミイラになるというストーリーは面白いですが、主人公が人工臓器を埋められるのは事故なのでこの仕事には労災が適用されないのかと思っちゃいました。そして、グロテスクで腹筋に力を入れて観ないときつかったです。

 とはいえ、普通に楽しめちゃったので面白かったです。

☆☆☆

鑑賞日:2011/06/06 DVD

監督ミゲル・サポチニク 
脚本エリック・ガルシア 
ギャレット・ラーナー 
原作エリック・ガルシア
出演ジュード・ロウ 
フォレスト・ウィッテカー 
リーヴ・シュレイバー 
アリシー・ブラガ 
タイトルとURLをコピーしました