映画【冷たい雨に撃て、約束の銃弾を】感想

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●こんなお話

 元殺し屋が娘を殺されたのでリベンジする話。

●感想

 ひたすらスローでカッコいい照明にカッコいいカメラワークで渋い役者さんたちを楽しむ映画でした。特にカッコよかったのは、夜のバーベキュー場で月明かりの中での銃撃戦は好きでした。月が出たり入ったりする中での男達の渋さったらないです。台詞も少なく、いちいち台詞で気持ちを説明するのでなく。表情で語らせてしまうのが凄いです。

 ただ、主人公に協力する殺し屋たちが何で記憶をなくしつつある人に協力するのかがわからないのが一番痛いです。記憶をなくし、復讐することすら忘れてしまった主人公に対してなお義理を立てる姿はカッコいいですけど。よく今まで殺し屋稼業を続けてこれたなと思いました。

 殺し屋たちのボスが頭悪いようにしか見えず、魅力がないのが残念でしたし。クライマックスは記憶喪失の中での復讐なのであまりカタルシスを得ることができませんでした。

 とはいえ、ゴミ処理場での殺し屋たちの最後の場面なんかは鳥肌ものでかっこよかったです。それに血しぶきの飛び方がハンパなく、様式美と化した銃撃戦は笑ってしまうくらいでした。

☆☆☆

鑑賞日:2011/06/02 DVD

監督ジョニー・トー 
脚本ワイ・カーファイ 
出演ジョニー・アリディ 
シルヴィー・テステュー 
アンソニー・ウォン 
ラム・カートン 
ラム・シュ 
サイモン・ヤム 
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