映画【DRAGONBALL EVOLUTION】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 めちゃくちゃ強い高校生が緑の魔人みたいなのと戦う話。

●感想

 90分くらいと短い上映時間でそれはそれでよいですが、いかんせんダイジェスト感が凄くて圧倒魔に出来事が起こってあっという間に終わっていくという印象でまるで印象に残らなかったです。

 主人公は高校でいじめられているらしいけど、たいていこの手の映画ではいじめっ子に最初は勝てなくて強くなってその後にやり返すというのが定番ですが。この主人公は最初から強いので、すぐにやり返してしまって、一体なぜ今までいじめられてきたのか謎です。

 2000年前にピッコロと大猿なる存在が地球を滅ぼしかけて、何とか封じ込めたけれど復活しちゃって主人公たちがそれを阻止するという。その本筋がありつつ、主人公とヒロインの恋愛ものも急に差し込まれるので彼らの気持ちがあっという間に急接近していきます。主人公が修行で上手くできないときにヒロインが「1歩ずつ近づいてあげる」と言ったら成功するという。性欲でパワーを出せるのかと勉強になる修行でした。

 カタキ役のピッコロもほとんど何もせず、最後に出てきたと思ったらあっという間に退場とそこまで恐れる存在に感じられないのも残念で全体的に安っぽいのも世界観が微妙に感じてしまうものでした。

 そして役者さんたちが恐ろしく華がないので魅力が全員にないのが悲しい気持ちにさせてくれる映画でした。

☆☆

鑑賞日:2021/01/09 U-NEXT

監督ジェームズ・ウォン 
脚本ベン・ラムジー 
原作鳥山明 
出演ジャスティン・チャットウィン 
エミー・ロッサム 
チョウ・ユンファ 
ジェームズ・マースターズ 
ジェイミー・チャン 
ジューン・パーク 
田村英里子 
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