●こんなお話
傭兵部隊が南米で暴れる話。
●感想
タンカーで海賊が人質を取っているところを主人公たちの傭兵軍団が乗り込んでの人質いるのにバイオレンスが繰り広げられて結果レスキューするけれど、仲間の1人のドルフ・ラングレンが暴走ちっくなことをして傭兵軍団から外される。
主人公たちが集うバーでありタトゥ―屋のおじさんのところにいたら次の仕事の依頼がくる。CIAからの依頼で南米の島で軍事政権があってそこでの仕事。
主人公たちが動物愛護団体のふりをして偵察にきてクーデター側の連絡係の女性と接触する。そしたらその女性は軍事政権の将軍の娘さんだと判明。軍事施設を偵察してたら兵隊に誰何されて暴れて逃走する主人公たちのアクションがありつつ、娘さんも一緒に逃げようとするけれど女性は島に残ると拒否して捕まってしまう。
タトゥー屋のおじさんのところに行ったらおじさんが「俺は昔女を救えなかった」みたいな話をして主人公が島に戻ろうと決意。ジェット・リーも「モアマネー」と一緒についてくるところを外されたドルフ・ラングレンが襲撃。ドルフ・ラングレンVSジェット・リーのアクションの見せ場がありつつ。
仲間たちも島に戻るということでみんなで島に乗り込んで忍び込みつつ娘を助けだす。あとはずっとアクションアクション爆破爆破のクライマックスで敵をやっつけていくという。
街中でカーチェイスや銃撃戦をしても警察が出てこず、一体、このエクスペンダブルズという集団は一体何者なのか? と思ってしまいますが。アクションスターが一緒にいるだけでテンションあがります。
主人公のスタローンが島の現地の娘さんが気になって、再び危険を承知で島に戻るか戻るまいか悩んだときに、友人のミッキー・ロークが昔の女の話をしますが、何故ここでスタローンの気持ちが変化したのか全くわかりませんでした。
大勢キャラクターがいるので各人物の背景とかに時間を割けないので仕方ないとは思いますが、アクション俳優集団の魅力もあまり感じられず、スタローンとストーカーみたいなジェイソン・ステイサムとお金が欲しいジェット・リーとサイコパスなドルフ・ラングレンが若干描かれるだけで、すぐに女性を助けるための行動にみんなでうつるので、いくら仲間のためとはいえ命の危険を侵してまで戦う理由がなんなのかが描かれないので、クライマックスの戦いでそれぞれのキャラクターに焦点があたってもそんな感情移入できなかったです。
それに肝心のアクションシーンもこれだけのアクションスターがズラリと揃っているのに、どのアクションシーンもカット割が細かくてどうやって戦ってるのかわかりずらいことこの上ないのが残念です。
とはいえ、爆破爆破の連続で迫力あっていい映画だと思いました。
☆☆☆
鑑賞日:2011/07/26 Blu-ray 2019/04/17 NETFLIX 2023/01/01 NETFLIX
監督 | シルヴェスター・スタローン |
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脚本 | シルヴェスター・スタローン |
デヴィッド・キャラハム |
出演 | シルヴェスター・スタローン |
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ジェイソン・ステイサム | |
ジェット・リー | |
ミッキー・ローク | |
ドルフ・ラングレン | |
エリック・ロバーツ | |
ランディ・クートゥア | |
スティーヴ・オースティン | |
デヴィッド・ザヤス | |
ジゼル・イティエ | |
カリスマ・カーペンター | |
ゲイリー・ダニエルズ | |
テリー・クルーズ | |
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ | |
ブルース・ウィリス | |
アーノルド・シュワルツェネッガー |