映画【12ラウンド】感想(ネタバレ)

12-rounds
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●こんなお話

 犯罪者を捕まえた警察官が逆恨みされて、恋人をさらわれて町中駆け回る話。

●感想

 ノンストップなアクションの連続でハラハラドキドキの映画でした。制服警官の主人公が怪しい女性の車を尋問したことをきっかけに指名手配犯をチェイスの末捕まえるけれど、その過程で犯罪者の女性が死んでしまう。そこから1年後、案の定刑務所を脱獄して主人公にリベンジしてくるという。

 頭脳明晰な犯人を演出するためか、警察FBI側があまりにも振り回されすぎて何のすべもなく思い通りになっていきます。それに「12ラウンドのゲームだ」みたいな宣告をされて、爆弾解除しようとしたり走り回りますが、カメラワークや編集がカチャカチャしたせわしない映像が続くので見ていて疲れてしまって、結局今何ラウンドめだっけ? となってしまう映像でした。

 犯人が主人公へのリベンジかと思いきや…な展開は【ダイハード】的な陽動作戦というのとかもそこまでやられた感もないままノンストップアクションが続くので意外性とかもあまり感じられないのが残念でした。

 爆破の量とかは凄くて予算よりも凄い迫力があると思える特撮チームの仕事っぷりがよかったです。

 そしてヒロインがいきなりヘリの運転を始めるのがすごい映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2011/04/10 DVD 2020/11/19 テレビ東京

監督レニー・ハーリン 
脚本ダニエル・クンカ 
出演ジョン・シナ 
アイダン・ギレン 
アシュレイ・スコット 
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