●こんなお話
マスク姿の殺人鬼がまたまた現れる話。
●感想
3作目ともなると全く恐怖は感じられず、伝統芸能を見るような感じの視線を送ってしまうのが悲しいです。背後から現れる殺人鬼に掛け声をかけてしまいそうでした。
問題なのは、主人公であるはずのシドニーが出てくるのが開始45分以上経ってからと、まるで3時間ある映画のような展開で。一体、何の話なのかが見えづらいです。こんなにわかりやすい映画なのに、どうして主人公が出てこないのかが謎でした。
そして、真犯人が顔を現す。「あんた、誰だっけ?」となりました……。印象薄すぎではなかろうか。
更に、真犯人がペラペラと過去の因縁を喋り始めますが。シリーズの集大成にしたいのか、人間関係が凄いことになっていて何だかよくわからなくりました。どんだけ、恨みの精神が強いんだ。
とはいえ、シリーズ同じキャストがずっと出てくるので感情移入はしてしまって。みんなが騒いでるのを見ると、同窓会のような気持ちになるというなんとも変な映画でした。
☆☆
鑑賞日:2011/11/03 DVD
リンク
監督 | ウェス・クレイヴン |
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脚本 | アーレン・クルーガー |
出演 | ネーヴ・キャンベル |
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デイヴィッド・アークエット | |
コートニー・コックス | |
リーヴ・シュレイバー | |
パトリック・デンプシー | |
ランス・ヘンリクセン |