映画【ステップフォード・ワイフ(2004)】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ニューヨークでテレビ番組をバリバリ作っていたけど、問題を起こして辞めてステップフォードなる街に引っ越して、そこの住民たちの秘密が明らかになる話。

●感想

 オリジナル版よりもグッとコメディ色が強くなって、さらにオリジナル版よりぐっと短く90分ほどになっていて個人的にはこちらのリメイク版のほうが見やすかったです。

 真相が明らかになるのが最後のほうというオリジナル版と違い、こちらは結構早い段階でリモコンが出てきてそれを操作すると画面の奥で…という描写があって住民たちの秘密がオリジナルで明らかになっているのでそちらのサスペンスよりもクライマックス後の男たちに対する一発逆転のカタルシスがあるオチでした。

 話の流れはリメイクなのでオリジナルと一緒で引っ越してきた先で奥様達がみんな似たような恰好似たような趣味嗜好を持っていて外からやってきた者にとっては気持ち悪いディストピアな世界が広がっていて、その世界に疑問を持っていた主人公の仲間たちも気づいたらそちらの世界に行ってしまうという。今作では旦那さんの葛藤も描いていて彼がどういう方向に行くのかというところも見どころの1つでした。

 リモコン付きの男からみたユートピア、女性から見たディストピアな世界を描いていてクリストファー・ウォーケン演じる博士が作っているのかと思いきやその奥さんのグレン・クローズがな展開が楽しい映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2020/11/01 NETFLIX

監督フランク・オズ 
脚本ポール・ラドニック 
原作アイラ・レヴィン 
出演ニコール・キッドマン 
マシュー・ブロデリック 
ベット・ミドラー 
グレン・クロース 
クリストファー・ウォーケン 
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