●こんなお話
誘拐監禁事件の被害者同士だった幼なじみの男女の話。
●感想
何だかよくわからないスタートで入り込みにくかったです。主人公のみーくんとまーちゃんは子どものときに、どうやら誘拐された経験があるらしい。それだけしか説明が入りません。みーちゃんは学校で友だちもいない様で、しかもいい部屋のマンションに1人暮らし。みーくんは、学校すら通ってないのです。
まーちゃんの前にみーくんが現れたところから、物語が始まりますが。まーちゃんはみーくんを待ちわびていた様子。みーくんはまーちゃんを守りにきたみたい。この2人の不思議な関係をしばらく見せ続けられますが。主役2人の空気感や存在感で引っ張るため、確かに見入ってしまうのですが。いかんせん、わかりずらい。
途中から精神科の医者が出てきますが、医者の話しぶりからすると。誘拐から逃れたあと、精神病院で治療を受けていたらしい。2人の日常とは別に、連続殺人事件や幼い姉弟の誘拐事件が起きています。なんと、子どもを誘拐したのはまーちゃん。動機やどうやって誘拐しただとかも説明されません。みーくんは、まーちゃんの代わりになろうと誘拐犯になろうとしたりします。
そんなこんな話が進むと、みーくんはまーちゃんが作り上げた偶像らしい。でもみーくんはみーくんの自覚があるみたいだし。回想シーンでの少年は誰? ということになっていってしまいました。
ちょっとあまりに説明がないまま進むので、ちょっと1度見ただけでは理解できなかったです。とはいえ、主演2人の不思議ちゃん感は素晴らしく、最後まで観れちゃいました。
☆☆
鑑賞日:2012/01/24 DVD
リンク
| 監督 | 瀬田なつき | 
|---|---|
| 脚本 | 田中幸子 | 
| 瀬田なつき | |
| 原作 | 入間人間 | 
| 出演 | 大政絢 | 
|---|---|
| 染谷将太 | |
| 三浦誠己 | |
| 山田キヌヲ | |
| 鈴木卓爾 | |
| 田畑智子 | |
| 鈴木京香 | 

  
  
  
  
