●こんなお話
プロボクサーの試合や家族の話。
●感想
グイグイ前へと出てくるお兄ちゃんを演じるクリスチャン・ベイルが面白くて、過去の栄光を何度も話して全部自分が自分がというキャラクターはいるいるそういう奴と人間味を感じさせてくれる人物でよかったです。
弟はこれからのボクサーですが、母親と兄に足を引っ張られて自分の実力だけでなく家庭環境のせいでなかなか勝てない状況を見せてくれます。
そんな状況の中、主人公に変化を与えるのは恋人の登場で彼女が家族から抜け出すようアドバイスしていきます。そして家族から距離を置くと、これがまた結構上手く行ってしまう。そんな状況でも、お兄ちゃんは警察に捕まって姿を消しますが見ているボクからしたらお兄ちゃんのほうが気になる存在になってしまっているから不思議。
そしてやっぱりお兄ちゃんのアドバイスを聞いてクライマックスのボクシングシーンへと向かう。
ハリウッド映画のボクシングものの王道を行くストーリーにわかりやすくて、落としどころはわかっているのにも関わらず盛り上がるからすごいです。
☆☆☆☆
鑑賞日:2012/05/20 DVD
リンク
監督 | デヴィッド・O・ラッセル |
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脚本 | スコット・シルヴァー |
ポール・タマシー | |
エリック・ジョンソン |
出演 | マーク・ウォールバーグ |
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クリスチャン・ベール | |
エイミー・アダムス | |
メリッサ・レオ |