映画【ジャッジ・ドレッド(2012)】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 麻薬精製をしている悪党が占拠しているビルに、ドレッドと呼ばれる法の執行者が新人の金髪美女と一緒に戦っていくという話。

●感想

 法の執行者と言いながらも悪党を問答無用で撃ち殺していくのが凄いです。単純明快で明確な目標でわかりやすく面白かったです。

 そしてスローモーと呼ばれて、刺客も聴覚もすべてがスローモーションになるという麻薬を使った時の映像表現は見たことない描写で、これが1番この映画の見どころで最高でした。スローな状態で人体が吹き飛ぶところなんて最高でした。
 他にもジャッジが持っている特殊な銃もいろんな銃弾が装備されていて、状況に応じて使う弾丸を変えて戦うのも面白く見ることができました。弾丸の残量が「あとわずか」ってアバウトっぷりもよかったです。
 カタキ役が使う機関銃の威力も物凄いことになっていて、住民巻き添えの極悪っぷりが凄かったです。

 最初から最後までヘルメットをかぶり、あんた誰状態の主人公なのも面白かったです。途中でジャッジ同士の対決もあって、どちが敵味方かわかりにくくなってもヘルメットを脱がない演出はこだわりが感じられて好感を持てました。

 とても面白い映画でしたが、唯一、カタキ役に魅力が感じられず小粒なキャラクターしかいないのでクライマックスの対決がイマイチに感じてしまいました。とはいえ、ラリッた状態で撃たれる人間が見られてよかったです。

☆☆☆

鑑賞日:2013/06/09 Blu-ray

監督ピート・トラヴィス 
脚本アレックス・ガーランド 
原作ジョン・ワグナー 
出演カール・アーバン 
オリヴィア・サールビー 
レナ・へディ 
ウッド・ハリス 
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