映画【キング・アーサー(2004)】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 イングランドのアーサー王と仲間たちの戦いの話。

●感想

 勇ましい音楽に騎士たちが馬に乗って、戦闘シーンも迫力あってすごかったです。

 ところが話がよくわからないという。というか、登場人物たちの行動の動機が全く理解できないのが痛いです。
 ローマ人に嫌気がさしているような主人公たち。いかにも嫌な司教の命令で敵が迫る城にいる家族を救出するというのを受けますが、主人公、無茶な命令だとすげー怒ります。
 ところが次のシーンでは仲間の騎士たちに、その命令を指示するという。騎士たちも怒ったり戸惑いますが、結局向かう事に。

 目的地の城にいたのが、これまた嫌な奴。民百姓たちを虐げていて、自由と平等な考えの持ち主の主人公キレます。けど守ります。そこで出会ったサクソン人のヒロインが登場。護衛が終わって、敵が攻めてきたというのがわかったら、いきなりベッドシーンが始まるという。一体いつ恋愛感情が芽生えたんだろう?

 主人公たちのいる城に敵の大軍が迫って、いよいよこれまでとなり。城を去る騎士たち。主人公だけ残る。何で残るのかわからず、何で去るのかもわからない。謎だらけの展開に戸惑いました。
 そもそも、冒頭、少年が騎士になるところから始まりますが。これは主人公ではないのがよくわからず、一体何の意味があるのか、効果があるのかわからないオープニングでした。

 そしてエピローグで王様となっている主人公。王子様だったの? と。ローマ人のため? 民衆のため? お金のため? サクソン人が憎いから? と主人公を始め登場人物たちの気持ちや設定がよくわからない映画で残念でした。

☆☆☆

鑑賞日:2013/06/12 Hulu

監督アントワン・フークア 
脚本デイヴィッド・フランゾーニ 
出演クライヴ・オーウェン 
キーラ・ナイトレイ 
ヨアン・グリフィス 
ステファン・ディラーヌ 
ステラン・スカルスゲールド 
レイ・ウィンストン 
ティル・シュヴァイガー 
ヒュー・ダンシー 
ジョエル・エジャートン 
マッツ・ミクルセン 
レイ・スティーヴンソン 

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