映画【WAVES ウェイブス】感想(ネタバレ)

waves
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●こんなお話

 高校のレスリング部のスター選手が部活動や恋人とうまくいかなくなってトラブルが発生する話。

●感想

 オーロラみたいなカラーイメージとフロリダの温暖な気候の映像や終始流れる音楽が印象的な映画でした。

 ただ140分はこの内容では長い印象で、やっぱり構成として最初のお兄ちゃんパートが明らかに長すぎると感じました。絶対的に不穏な空気があって、見ていて確実にトラブルが起こしそうな気配がビンビンなのがずーっと描かれて長く感じました。

 映像も独特でカメラがゆらゆらと動いたり回ったりとカメラ酔いしてしまうような映像がたくさんの中、洋楽が延々と流れるので洋楽に興味がないと結構退屈な時間が長かったです。

 中盤までのお兄ちゃんパートと後半はオーソドックスな家族再生ものでヒューマンドラマの王道を行くような展開なので、個人的には後半パートのほうが見やすかったです。それでも広大なアメリカ横断の車中とかをやたら長く描写したりするのとか退屈でした。

 アメリカのティーンってこんなにパーティーパーティーなんだとかは勉強になる映画でした。

 おしゃれ雰囲気映画として楽しいと思いますが、なかなかハマらず早く次行かないかな? と主人公家族がどうなろうが関係ないと冷たい視線で見てしまう140分でした。

☆☆

鑑賞日:2020/07/27 TOHOシネマズ日本橋

監督トレイ・エドワード・シュルツ 
脚本トレイ・エドワード・シュルツ 
出演ケルヴィン・ハリソン・Jr 
ルーカス・ヘッジズ 
テイラー・ラッセル 
アレクサ・デミー 
レネー・エリス・ゴールズベリー 
スターリング・K・ブラウン 
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